ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

タウン・ギャラリー<今月のアーティスト>

ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(4)

2021年5月13日更新

ロータスタウンのクルマ好きが集う「タウン・ギャラリー」。現在開催中の企画展は、ロータスタウンの“クルマのトラブル「もしも」マニュアル”のコーナーでストーリーの口絵イラストを描いている、イラストレーターのハピネス☆ヒジオカさんによる「クルマの顔」展です。今回は、街で見かけたら、思わず「いいね!」と言ってしましそうな彼女。「愛されキャラ」として、今なお多くのファンを持つ『フォルクスワーゲン ニュービートル』です。



最近、女性顔のクルマ、あんまり見ませんね。でも、こちらにいらっしゃいました。清楚に整った、良家の子女が。はい、コチラ、ニュービートルです。
ビートルという名前の意味はカブトムシですが、立派なツノはありません、はい、女性顔ですから。“ニュー”と名前にこそ付いてはいますが、発表されたのは22年前。でも、今もその姿はどこか新鮮で時間の経過を感じさせません。個人的にはクリーム色を推させていただきます。その落ち着いたトーンと醸し出す安心感と大人のお姉さん的雰囲気。それでいて可憐で飾らない感じ。それはまるで、デビューから20数年たっても魅力が褪せない……いやさらに増している石田ゆり子や原田知世のような。ね、ほら、カフェの前にそれとなくとまっていてもよく似合う。馴染む。ほっこりする。以前ご紹介したドヤ顔のアルファードじゃこうはいきません。このやわやかいフォルムと雰囲気のなせるもの。
その証拠にいろんなクルマの目(フロントライト)にまつ毛をつけてみましょう。だんとつでニュービートルが可愛く仕上がりますから。(談:ハピネス☆ヒジオカ)



フォルクスワーゲン ニュービートル
フォルクスワーゲンのロングセラー、タイプI(愛称ビートル)の後を受け継ぐように、1998年に発表されたニュービートル(日本での発売は1999年9月から)。丸みのあるデザインはビートルを彷彿させるものの、ゴルフIVのプラットフォームをベースに近代的なメカニズムを採用。ビートルのシンボル的な空冷フラット4(水平対向4気筒OHC)のエンジンとRRの駆動方式は、水冷直列4気筒のエンジンを搭載したFFへと変更されている。トランスミッションは、当初5速MTと4速ATを設定。日本市場には、まず2Lエンジン+4速ATが導入された。安全装備はフルサイズエアバッグ、サイドエアバッグ、ABSなどが全車に標準で装備。2010年に生産終了し、後継車種として2011年にザ・ビートルが発表された。
ニュービートル1999年型(2Lエンジン+4速AT車)
全長×全幅×全高 … 4,090mm×1,730mm×1,500mm
車両重量 … 1,280kg
エンジン … 水冷直列4気筒SOHC
排気量 … 1984cc
最高出力 … 116ps(85kw)/5,200rpm
最大トルク … 17.3kg・m(169N・m)/2,400rpm

ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(1)ホンダ ライフ ステップバン
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(2)トヨタ アルファード
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(3)スズキ ハスラー
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(4)フォルクスワーゲン ニュービートル
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(5)三菱 eKクロス
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(6)プリンス スカイラインスポーツ
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(7)ダイハツ ミゼット
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(8)BMW i4
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(9)トヨタ ヤリス
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(10)三菱 ジープ
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(11)トヨタ サクシード
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(12)スズキ イグニス
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(13)「一番の顔は誰なのか!?」相撲トーナメント



【作家紹介】

ハピネス☆ヒジオカ:わいわいがやがやキャラクターいっぱいのイラストから、日常のシーンを切り取ったシチュエーションイラスト、お笑い系コママンガなど、企業広告、雑誌、web、TV、イベントを中心に活動中の大阪在住イラストレーター。ここロータスタウンでも『クルマのトラブル「もしも」マニュアル』などのイラストを担当。

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