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クルマのトラブル「もしも」マニュアル

Vol.1 デート帰りの深夜0時に、民家の塀をこすっちゃった。さて、どうすればいい?[前編]

2016年8月27日更新

もしも深夜の事故

【今回のやっちゃったストーリー】

デートを楽しんだあとの深夜0時。彼女を自宅まで送るためにクルマを走らせていたAくん。住宅街の小さな交差点を右折するときに、ブロック塀の角をこすってしまった。ガリガリガリッ。

「あちゃー」クルマを降りて調べたら、右側うしろのフェンダーはキズだらけ。ブロック塀の角も10㎝ほどの幅でえぐれてた。Aくん、とり急ぎブロック塀の家にお詫びにいこうとしたが、すでに電気も消え寝静まっているようす。起こすのは気が引ける……。警察や保険会社に電話することも頭をよぎったけれど、そうすると彼女を自宅に届けるのが遅くなってしまいそう……。

「うーん、どうしよう」結局、Aくんは、いったんその場を離れ、翌朝、警察と保険会社に連絡を入れてからブロック塀の家を訪ねることにしたのだった──。彼の判断と行動、これでOK?

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壁をガリン
 

その場で対処しないと面倒が増えるかも

Aくん、そのままなかったことにしなかった点はよかったです。もしそのままなんの対処もしなかったら、どうなっていたか。ブロック塀の家に防犯カメラが設置されていれば、塀に付着した塗料とともにクルマを特定され、ややこしいことになっていたかもしれません。

それに、いっしょにいた彼女からは「運転も人間性もダメな人なのね!」と、軽蔑されていたにちがいありません。そうならなかったのは、なによりでした。

でも、対処を翌朝にもちこしたのは、ちょっとまずかったかも。すでにブロック塀の家の人が損傷の跡を見つけたあとだとすると、深夜に起こされるよりも怒りが大きくなっていて、なだめるのに一苦労するかもしれません。

警察で事故証明をもらう際には、飲酒運転であったかどうかを尋ねられ、イヤな思いをすることだって考えられます。なんにせよ、時間を置いたことでいろいろと面倒が増えていることを覚悟する必要があるというわけです。

基本、事故はすべて即時対処が鉄則!

事故を起こしたときには、どんな場合でも、即時対処が鉄則です。まず、現場からすぐに警察と保険会社の24時間対応受付に電話を入れるようにしましょう。

そして警官が事故検分にきてくれたら、いっしょに被害を受けた家を訪ねてお詫びをするようにしましょう。夜であれば、暗いなかで数時間やきもきするかもしれませんが、それだけでほぼすべてを終わらせることができます。なぜなら、その後の相手との示談交渉は保険会社がしてくれるし、塀の修繕に必要な費用も保険でまかなえるのですから。

ただし、ひとつ注意しておくことがあります。塀の修繕代は出るとしても、加入している保険の種類によっては、自分のクルマのキズを直すための費用が出ないケースが出てきます。あなたの保険はどうなっていますか? この際、一度たしかめておいてはいかがでしょう。
グラフ2

[後編]につづく

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おまけ/全事故の3分の1が「構築物衝突」

塀を含む構築物への衝突件数の割合は全体の33.7%にのぼります。しかし、だまってそのまま逃げてしまう人もいることを考えれば、実際の数値はもっと大きくなるものと思われます。

円グラフ

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