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「SLの走るまち」として全国に売り出し中の栃木県真岡(もおか)市。SLや懐かしい客車などを間近に見て、さわって、ちょっぴり体験もできる!『真岡鉄道 SLキューロク館』

2019年3月13日更新

栃木県真岡(もおか)市では、全国でも珍しく、現在もSLが運行しています。真岡駅の駅舎は、SLをモチーフにして設計・建築され関東の駅百選に選ばれています。そして、「SLの走るまち」としての魅力を発信する拠点施設として、2013(平成25)年4月28日にオープンしたのが『真岡鉄道 SLキューロク館』(なんと、入場無料!)です。施設名は、館内に展示している9600形蒸気機関車が大正時代に『キューロク』と呼ばれて親しまれたことに由来しています。

SLキューロク館2
重量感あふれる『キューロク(9600形蒸気機関車)』は、1920(大正9)年に製造されて以降、北海道で運行し、1976(昭和51)年に廃車となりました。現在、エアーの力で走行させていて、1回300円(3歳以下は無料※保護者同伴)で連結の車掌車に乗ることができます。走行があるのは、土曜日・日曜日・祝日の1日3回(10:30/12:00/14:30)です。

SLキューロク館3
館内には、1954(昭和29)年に製造され、北海道で急行『ニセコ』の客車として活躍した『旧型客車(スハフ4425号)』も展示されています。1987(昭和62)年に廃車となり、東京や愛媛での展示を経て、2012(平成24)年にこちらへ移送。車内に入って隅々まで見学し、“古き良き”時代の雰囲気を堪能できます。

SLキューロク館1
屋外展示の『D51形SL(D51146 )』は、以前は静岡市の公園に静態展示されていた車両です。車両の長さは約20メートル。黒光りするその姿には、鉄道ファンならずとも引き付けられます。

SLキューロク館4
その他、『キハ20形ディーゼル動車(キハ20247)』、『ワフ15形貨物緩急車(ワフ16号)』、『DE10 1014』、『ワ11形木造有蓋貨物車』などの車両を展示しています。
それから・・・館内の『96(キューロク)カフェ』(定休日/火曜・水曜)で購入した軽食などを、展示客車の『スハフ4425』の中の席で食べることができます。『96カフェ』には、『カレーパスタ』や『ナポリタン』、『カレーライス』(いずれも500円、税込、以下同様)の食事メニューのほか、コーヒー(250円)やソフトクリーム(各種300円)などが用意されています。

食事メニュー
ショップでは、様々なSLグッズや地元の銘菓などを販売。SLキューロク館オリジナルプリントクッキーなど、オリジナル商品もあります。
時間があれば、『真岡市情報センター SLギャラリー』(真岡駅4階)にも足を運んでみてください。レアな鉄道グッズの展示や、小さな子ども向けの電車の運転ゲームなどがあり、同館と併せて訪れると、より深くSLを楽しむことができます。

詳細情報

名称 真岡鉄道 SLキューロク館
住所 栃木県真岡市台町2474-6
電話番号 0285-83-9600
開館時間 午前10時~午後6時
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
入館料 無料
駐車場 150台
アクセス 北関東自動車道真岡ICより約4km
ホームページ http://sl-96kan.com/
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