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とにかくその大きさにビックリ!さらに、大仏の胎内に入ってまたビックリ!世界最大のブロンズ(青銅)立像『牛久大仏(うしくだいぶつ)』

2018年6月12日更新

茨城県牛久市にある、浄土真宗東本願寺派の霊園『牛久浄苑』のエリア内に、全高120メートル(像高100メートル、台座20メートル)という、世界最大のブロンズ(青銅)立像『牛久大仏』(うしくだいぶつ、正式名称:牛久阿弥陀大佛)があります。

牛久大仏5
立像の高さでは、ミャンマーのレイチュン・セッチャー大仏(像高約116メートル)、中国の魯山大仏(像高約106メートル)に次いで世界で3番目ですが、ブロンズ立像としては「世界最大」であるとギネスにも登録されています。

牛久大仏4
大仏建立の構想が1983(昭和58)年に立ち上がり、1986(昭和61)年に工事が着工し、1992(平成4)年12月に完成しました。
建設は、中央に大仏全体の重量を支える鉄骨の主架構を組み上げ、それにあらかじめ地上で作っておいたブロックを組み合わせていく、というカーテンウォール工法で行われました。つまり、牛久大仏は高層ビルなどと同じ建築工法で造られているのです。

DCIM100MEDIA
そうした建築工法でできていることもあり、大仏の胎内空間は5層のフロアから成り、非日常的な空間・コーナーになっています。
1階は『光の世界』。胎内に入ると、まず煩悩を表す暗闇の世界となりますが、その先の扉が開かれると慈悲を表すひとすじの光が注ぎ、さらに光の空間が広がります。

一階「光の世界」

一階「光の世界」



一階「観想の間」

一階「観想の間」



2階は、法話が行なわれる『念仏の間』や、写経体験(別途料金200円から)ができる『知恩報徳の世界』などがあります。

二階 写経「知恩報徳の世界」

二階 写経「知恩報徳の世界」



3階は『蓮華蔵世界』。壁一面に約3,400体の胎内仏が配置され、金色に輝いています。毎日、朝夕には読経が響き渡る厳粛な空間となります。

三階「蓮華蔵世界」

三階「蓮華蔵世界」



4階は『霊鷲山の間』。仏舎利(釈尊のご遺骨)が安置されており、釈尊の生誕から入滅のパネルが展示されています。
5階にあたる部分が、『展望台』となっています。

五階「展望窓」

五階「展望窓」



このフロアは地上85メートルで、大仏の胸部に位置します。外から見たときにはスリットのように見える展望窓から東西南北が見渡せ、天候条件がよければスカイツリーや富士山も見えるとか。

牛久大仏12

牛久大仏13
牛久大仏はその外観の大きさで仏の偉大なる慈悲を示すだけでなく、大仏胎内での体験を通じて仏教の世界観を伝える施設となっているのです。

詳細情報

名称 牛久大仏
住所 茨城県牛久市久野町2083
電話番号 029-889-2931
開園時間 【3月~9月】平日:午前9時30分~午後5時、土日祝日:午前9時30分~午後5時30分【10月~2月】平日・土日祝日:午前9時30分~午後4時30分 ※受付終了時間は、閉園時間の30分前
閉園日 年中無休
料金 大仏胎内を含むすべてセットの拝観料金 大人(中学生以上):)800円、子供(4歳~小学生)400円 ※団体料金有り ※障がい者割引有り
アクセス 【車】常磐自動車道 つくばJCT から圏央道に入り阿見東ICで降りて一般道(竜ヶ崎方面)で約2キロ(約3分)。(あるいは圏央道 牛久阿見IC を降りて直進、2つめの交差点「小池」左折後、次の交差点を左折して道なり。突き当たりT字路を右折)【電車その他】JR常磐線 牛久駅 下車、タクシーで15分。あるいは、牛久駅からバス(牛久大仏・牛久浄苑行き、または、あみプレミアムアウトレット行き)に乗り、牛久大仏停留所下車(約20~30分)
駐車場 820台(無料)
ホームページ https://daibutu.net/

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