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東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
2017年10月10日更新
全国の港で、常にベスト10に入る水揚げを上げている青森県八戸港。水揚げされる魚種ではイカ、サバが多く、全体の約8割を占めています。特にイカについては、長きに渡って「イカの水揚げ日本一」を誇っています。
そんな港湾を持つ八戸において、新鮮魚介類、乾物・珍味、加工品など、八戸名物が勢揃いする“どでか市場”が『八食センター』です。
創業は、1980(昭和55)年。当時の国鉄八戸線陸奥湊駅前で鮮魚などを販売していたお店が集まって『協同組合八戸総合食品センター(現・協同組合八食センター)』を組織し、現在のロケーションに出店したのです。以来、卸売りの朝市の雰囲気を維持しつつ、一般客向けの小売りも行う“食のテーマパーク”として発展してきました。2002(平成14)年には、東北新幹線盛岡駅~八戸駅間の開業に合わせて飲食棟をオープンし(八戸駅からの『八食100円バス』も運行開始)、さらに観光集客は伸びています。
その1階は、全長170mのビッグストリート。約60店が軒を連ねており、屋内型の市場としては国内有数の規模を誇ります。
八戸港で水揚げされた新鮮な魚介をはじめ、全国から集まってきた旬の魚介・珍しい魚介が勢ぞろい。威勢の良い声が響く中、売り場を見て歩くだけでも楽しい体験ができます。中には、美味しいウニやカキをその場で味見できるお店や、寿司屋を併設したお店もあります。
ほかにも、特産のイカを中心に珍味が揃う乾物・珍味の専門店、品質に定評があるブランド牛の『倉石牛』を扱うお肉屋さんや、リンゴなどを販売する青果店、豊富な品揃えの漬物店、地元の銘菓を販売するお菓子店、など多種彩々。
そんな中、「これこそ、食のテーマパークの新鮮アトラクション!」というお店が、市場で買った食材(魚介、お肉、野菜など)を炭火焼きで食べられる『七厘村』です。ここでは、七厘(七輪)をレンタルすることができ、利用料(2時間)は大人350円(小学生100円、幼児無料)と超お得!調理に必要なものはすべて揃っているので、食材さえ市場で購入して持参すれば、それだけで新鮮な海の幸を楽しむことができるのです。
また、食を堪能したい方のために(市場棟に付帯して)、近海で揚がった魚介類を使った磯料理や郷土料理が味わえる『厨スタジアム』、『味横丁』の飲食棟があります(郷土料理、八戸せんべい汁が食べられるお店もあります)。
名称 | 八食センター |
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住所 | 青森県八戸市河原木字神才22の2 |
電話番号 | 0178-28-9311 |
定休日 | 毎週水曜日(祝祭日や繁忙期には臨時営業の場合有り) ※厨スタジアムは水曜日も営業 |
営業時間 | 市場棟:午前9時~午後6時、味横丁:午前9時~午後7時、厨スタジアム:午前9時~午後9時 |
アクセス | 八戸自動車道八戸ICから車で20分、JR八戸駅(東北新幹線・八戸線・青い森鉄道)から100円バス有り |
駐車場 | 1,500台収容(無料) |
ホームページ | http://www.849net.com/ |
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