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東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)

アートは見るだけでなく体験するもの!? 五感をフルに使って、これまで気付いていなかった感覚の世界を楽しむことができる宮城県大崎市の『感覚ミュージアム』

2020年1月17日更新

宮城県北西部に位置する大崎市の岩出山(いわでやま)に、人間の感覚をテーマとするミュージアム、『感覚ミュージアム』があります。

感覚ミュージアム 外観
『感覚ミュージアム』は、視覚・聴覚・嗅覚・触覚などの感覚を使って、おもしろい体験、感じたことのなかった体験、新しい発見のある体験に来館者を誘ってくれる体験型美術館です。

感覚ミュージアム 受付周辺
館内は、ダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)の2つのゾーンからなり、感覚を意識することのできる装置(?)のような作品が展示されています。ここで、“見る”“聞く”“触れる”“嗅ぐ”といった感覚体験を通して、子どもから高齢者まで楽しみながらイマジネーションを高めることができます。
たとえば、ダイアローグゾーンにある不思議な装置『サークル・ン・サークル』。直径3.2メートルの車輪についた台の上に寝た状態で、ペダルを動かす…つまり、手足の回転運動を行うことによって、装置に固定されたチョークが壁に線を描いていくものです。いわば、「人力落書きマシーン」というわけです。

サークル・ン・サークル

サークル・ン・サークル



鏡の部屋『エアートラバース』は、天井がガラス、壁と床は鏡張りになっています。鏡に空が映り込み、空中を歩いているような浮遊感や空の移り変わりを時間感覚として体験することができます。

エアートラバース

エアートラバース



光の変化を楽しむことのできる『fuwa pica』。壁の作品は手のひらで押すと、押した部分が白く光り、押した力によって青い光の幅が長くなったり、短くなったりします。床に置かれた作品はぼんやり青く光ってますが、それを手で押すと青から緑に光が変わります。押す力によって光は無限に変化します。

fuwa pica

fuwa pica



30万本の紙縒り(こより)でできている『香りの森』。樹林に見立てた柱には穴が開いており、そこに顔を入れると岩出山の自然をもとにした香りや自然の奏でる音を聞くことができます。

香りの森

香りの森



光の像が暗闇に浮かび上がる『ライト3Dスカルプチャー』。無数の光ファイバーが内蔵されたピンを身体で押すと、押した部分の先端が光り、暗闇の中で自分の身体の形が立体アートのように見えます。

ライト3Dスカルプチャー

ライト3Dスカルプチャー



感覚ミュージアムのシンボルともいえるのが、『ハートドーム』です。ハート形をしたドームで、中に入ると静かな音楽、ほのかな香りと、少しずつ変化していく色彩の中に抱かれます。中央にある湯船に見立てた漆黒のくぼみに身体を横たえると、知らず知らずのうちに瞑想の世界に誘われます。

ハートドーム

ハートドーム



ギャラリー『1000の小箱』もユニークな展示です。小さな1000個の引き出しには、誰でも登録して展示することができ、また中身を自由に見ることができます。一つ一つの引き出しに何が展示されているのか・・・さまざまな感覚から生み出された1000の作品との出会いがあります。それは、アートによるコミュニケーションともいえるでしょう。

市民ギャラリー

市民ギャラリー



そのほかにも、他ではできない不思議な体験や眠っていた感覚を呼び覚ます展示があります。
また、岩出山周辺の自然を身近に感じる仕掛けも・・・ミュージアムの前にある『あったか広場』から屋上に上ると、『耳のオブジェ』があります。耳を当てると、色々な自然の音を聞くことができます。

耳のオブジェ

耳のオブジェ

詳細情報

名称 感覚ミュージアム
住所 宮城県大崎市岩出山字下川原町100
電話番号 0229-72-5588
開館時間 午前9時30分~午後5時 ※最終入館は午後4時30分
休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
入館料 大人600円、高校生・中学生300円、小学生250円 ※20名以上の団体料金あり
アクセス 【車】東北自動車道 古川ICより約15分 【電車】JR陸羽東線 岩出山駅から徒歩7分、有備館駅から徒歩約10分
駐車場 乗用車約50台、大型バス4台
ホームページ http://www.kankaku.org/
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