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甲信越(山梨、長野、新潟)
2017年8月8日更新
“金の島”とも言われる新潟県の佐渡島は面積が約855㎡。東京23区や淡路島などと比べて約1.5倍の広さをもつ日本海側最大の島です。昔から金が採れる島として広く知られており、平安時代後期の「今昔物語集」にも記録が残っています。佐渡の金・銀山の歴史は平安時代に『西三川砂金山』の発見で始まったとされています。その後、『西三川砂金山』は、戦国時代に上杉謙信の軍資金となり、豊臣の治世にも大量の砂金を産出しました。江戸時代に入ると、徳川家康が幕府直轄地(天領)として本格的に金・銀山開発を進め、採掘された金や銀は江戸幕府の財政を支えたと言われています。
さて、ご紹介する『佐渡西三川ゴールドパーク』は、佐渡最古と伝えられる『西三川砂金山』の跡地に建ち、資料の展示から砂金採り体験までできる体験型資料館です。本館の中に、展示室や映像室があり、砂金山の歴史を学んだり、金についての知識を学ぶことができます。
そして、施設の目玉となるのが、砂金採取体験施設です。
『佐渡西三川ゴールドパーク』での砂金採り体験は初・中・上級コースがあります。初級コースは室内で立ったまま、パンと呼ばれる道具を使って行います。中級コースは初級コースの隣りにつくられた人工河川で砂金の採集を体験。そして、上級コースは、『佐渡西三川ゴールドパーク』のすぐ下にある自然河川で砂金採りに挑戦できます。いずれのコースも「必ず採れます、採らせます」をモットーにスタッフが丁寧に教えてくれます。
砂をすくいジャブジャブと洗う。これを何度も繰り返しているとパンや汰板の上にキラキラと光るものが…。採った砂金は、ストラップやペンダントなどに、目の前で加工(キーホルダー・ペンダント・ストラップ各1個1,500円)してもらうこともできます。
名称 | 佐渡西三川ゴールドパーク |
---|---|
住所 | 新潟県佐渡市西三川835番地1 |
電話番号 | 0259-58-2021 |
営業時間 | 3月~4月:午前8時30分~午後5時、5月~8月:午前8時30分~午後5時30分、9月~11月:午前8時30分~午後5時、12月~2月:午前9時~午後4時30分 |
休館日 | 年中無休 |
入園料金 | 大人800円、小学生700円 |
アクセス | 小木港から12㎞(車で約20分、[直江津~小木航路:カーフェリー1時間40分])、両津港から30㎞(車で約50分、[新潟~両津航路:カーフェリー2時間30分/ジェットフォイル60分])、赤泊港から24㎞(車で約40分、[寺泊~赤泊航路:高速船65分]) |
駐車場 | 小型車200台、大型車10台 |
ホームページ | http://www.e-sadonet.tv/~goldpark/ |
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