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日本三大急流の一つ、最上川で舟下りを体験!お楽しみは、船頭の舟唄とユニークなトーク!さらに、地元食材満載の舟中弁当がうまい!『最上峡芭蕉ライン』

2020年10月29日更新

最上川は、球磨川(熊本県)、富士川(長野県・山梨県・静岡県)と並ぶ日本三大急流の一つ。江戸時代の俳人・松尾芭蕉が東北・北陸地方の旅を記した『おくのほそ道』で、「五月雨をあつめて早し最上川」と詠んだことでも知られています。芭蕉は当初、『早し』の部分を『涼し』としていましたが、実際に最上川を舟で下った後に、その体験を踏まえ、流れの激しさを伝える表現へ替えたという経緯があります。

そんな最上川の舟下りを体験できるのが、『最上峡芭蕉ライン』です。古口港(戸沢藩船番所)から草薙港(川の駅・最上峡くさなぎ)までの12㎞を約1時間かけて下ります。

最上峡芭蕉ライン 春



運航は、365日年中無休で、1日3便(10:50発・12:50発・14:50発)。舟に揺られながら、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節でも両岸に広がる美しい自然を堪能できます。もちろん、雨や寒さへの対策は万全。雨天時にはビニール製の屋根がかかり、冬季には、船内にコタツが設置され、いつでも快適に舟の旅を楽しめます。

最上峡芭蕉ライン 秋



もう一つの魅力は、個性豊かな船頭たち。安全運航に気を配りつつ、『最上川舟唄』の披露や、軽妙なトークで乗客を盛り上げます。

最上峡芭蕉ライン 冬



こたつ船



地元産の食材を使った『舟中弁当』は、『最上川おしん弁当』(1630円、税込、以下同様)、『最上川弁当』(2440円)、『竹かご弁当』(1320円)の3種類(※要予約)。さらに、芋煮汁(460円)や鮎の塩焼き(500円)の追加も可能(芋煮汁+鮎の塩焼きのダブルセットは920円)。食事をしながらの川下りはまた格別です。

最上川おしん弁当



最上川弁当



予約をしていなくても、出航時に定員に達していなければ乗船できますが、必ず乗りたい場合は事前に予約をしておくと安心です。定期船のため、乗客が一人でも時間通りに運航。一人旅の予定にも加えやすいレジャーだと言えます。

竹かご弁当



乗船場所の戸沢藩船番所には、広い無料駐車場があります。片道のみ乗船する場合は、下船後、路線バスを利用して駐車場へ(約15分)。戻っている時間がない場合は、下船場所へ車の回送を依頼(有料)することができます。

300年以上前、松尾芭蕉の心をゆさぶった最上川の舟下り。あなたも一度体験してみませんか。

詳細情報

名称 最上峡芭蕉ライン
住所 山形県最上郡戸沢村大字古口86-1
電話 0233-72-2001
定休日 年中無休
定期航路出航時刻 古口港(戸沢藩船番所)10:50、12:50、14:50
乗船料 【片道】中学生以上2500円(税込、以下同様)、小学生1250円 【往復】中学生以上3400円、小学生1700円 ※いずれも未就学児は無料
駐車場 100台
アクセス 東北自動車道村田IC/古川ICから120分
ホームページ http://www.blf.co.jp/
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