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みらいのくるまの「ただいまのところ」情報
2022年10月12日更新
「SDGs ERK on ICE」の最後に開催されたのは、マスタークラスのレースである。
競技方法は、ドライバー2名のチーム同士によるトーナメント形式のパシュート戦。各種モータースポーツ出場経験者と、その人が任意で選ぶもうひとりのドライバーがチームを組んで戦う。参戦した8チーム中、最後まで勝ち抜いた1チームが優勝することになる。
パシュートとは追い抜き戦のこと。今回のレースでは、対戦する2チームがそれぞれ半周ずれた位置からスタートし、2周目でチーム内の先頭の入れ替えを行った上で計3周し、どちらが早くゴールするかを競った(3周目のゴールラインを、先に2台とも通過したチームが勝者)。勝つためには、2人の速さはもちろん、入れ替え時のコンビネーションのよさも不可欠となる。
全8チームのドライバーは、いずれも腕に覚えある者ばかりで、速さもコンビネーションも兼ね備えていた。そんな中、1回戦から決勝までそれらをより高いレベルで発揮したのが、初参戦のチームPn LABの三井優介選手(20歳)と安田航選手(22歳)の2人だった。
とにかくマシンコントロールが上手で速い。入れ替え時のコンビネーションも絶妙で、ほとんどロスを生まないのである。
優勝の栄冠が彼ら2人の頭上に輝いたのは、当然の結果といえた。
マスタークラス優勝の三井優介選手(右)と安田航選手
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