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みらいのくるまルポ~『東京ロボット』:EV時代の刺激的アプローチ!

2017年11月2日更新

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IT企業がEV開発に挑戦

いま、世界中で自動車メーカー以外の企業がEV(電気自動車)の開発・販売に積極的に乗りだしている。

それは日本においても同様。9月29日に東京・秋葉原のUDX-AKIBA SQUAREで開催されたイベント『東京ロボット』は、IT企業フォーリンクスシステムズが関連企業とともに開発した電気自動車・電動モビリティを発表する場となっていた。

斬新なデザイン&機能

この日、イベント会場でお披露目されたのは、EVであるEARTH-I、電動乳母車であるCoCoon、電動カートであるLANDBOARDの3台。豪華ゲストによるトークセッション、デモ走行、試乗会などをとおして、それぞれの性能と魅力がアピールされた。

トークweb

トークセッションでは、元F1レーサーの片山右京氏、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏、モータージャーナリストのピーター・ライオン氏の3名のゲストが、これからの時代におけるEVと電動モビリティの可能性の大きさを語りつつ、EARTH-I、CoCoon、LANDBOARDのそれぞれの魅力に言及した。



EVであるEARTH-Iのデモ走行の模様。近未来的な外観はガンダムのモビルスーツデザイナーとして知られる大河原邦夫氏がデザイン。機構そのものも斬新で、四輪独立モーター、シャーシ折りたたみ機能など、画期的なアイデアの数々が具現化されている。認可が通れば、即公道を走ることができるらしい。

コクーン

コクーン



LANDBOARD

LANDBOARD



電動乳母車のCoCoonと電動カートのLANDBOARD。開発途中のCoCoonは押す人も乗れるセグウェイ的な乳母車の実現をめざしている。すでに完成しているLANDBOARDは空港や大型商業施設といった専用空間での移動用カート、公道での高齢者用カートとしての利用が考えられている。

斬新な機能、斬新なデザイン……。
異業種によるこうした刺激的なアプローチは、EV時代におけるモータリゼーションの新しい展開を示唆してくれる。

試乗web

(文:みらいのくるま取材班)

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