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九州・沖縄(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)
2016年10月16日更新
かつて新婚旅行のメッカとして栄えた宮崎。昭和48(1973)年には、この年に結婚した夫婦のうち約35%もの夫婦が宮崎市内に宿泊したほど人気を博していました。そんな宮崎がまた新しい観光スポットとして注目されています。
今も昔もカップルの支持が高いのは『青島』です。年間を通じて波が穏やかな美しいビーチに、宮崎でも珍しい亜熱帯植物の数々。まるでハワイのような情景が訪れる人たちを魅了します。そんな青島ですが、ノコギリの歯のような波状岩に囲まれていることでも知られています。人工的に作られたかのように見えますが、今から700万年前くらいに、海中で出来た水成岩(固い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層)が隆起し、長い間に波に洗われ、固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになったのです。規則的に重なった地層が緩やかな傾斜をなしているため階段状に侵食されており、巨大な洗濯板のように見えることから「鬼の洗濯板」と呼ばれています。
島の中央には、縁結びで有名な青島神社もあります。古くは島全体が霊域とされ、江戸の頃まで一般の入島は許されませんでしたが、明治以降は立ち入りが許され、全国の信者が参集するようになりました。
また、最近話題になっているのが三輪タクシー『青島トゥクトゥクトローリー』。トゥクトゥクトローリーは、タイなどでタクシーとして利用されている三輪自動車を使った乗り物です。
青島神社参道(商店街)入口がスタート地点。料金はチップ募金制度。チップを入れるボックスが備え付けられているので、そこに心付けを入れます。運行時間は10時ごろから16時ごろまで、10~15分間隔でのんびり運行しています。
青島神社 | 〔鎮座地〕宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号、〔電話番号〕0985-65-1262、〔アクセス〕【クルマ】宮崎ICから国道220号を日南方面へ約13km(約15分)【電車】JR日南線青島駅下車徒歩約10分、〔駐車場〕境内にクルマは入れないので、青島参道入口周辺の駐車場利用。近辺の有料駐車場か、JR青島駅前駐車場(無料、午前8時~午後5時)、〔ホームページ〕http://www.aoshimajinja.sakura.ne.jp/ |
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青島トゥクトゥクトローリー.BASE | 〔乗り場〕宮崎県宮崎市青島2丁目 青島神社参道入り口付近で待機、〔営業〕通年(1月1~3日は休み)、〔連絡先〕0985-69-0030、〔フェイスブック〕https://ja-jp.facebook.com/aoshima.fan/ |
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