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北陸(富山、石川、福井)

日本三大うどんの一つ『氷見うどん』を製麺会社直営店で味わおう!『ばち麺コロッケ』も好評!『うどん茶屋 海津屋』

2020年11月26日更新

富山県氷見市の『氷見(ひみ)うどん』は、香川県の『讃岐うどん』、秋田県の『稲庭うどん』と並び、日本三大うどんの一つに挙げられることもある、ご当地グルメです。室町時代に始まった、輪島(石川県)のそうめん作りがルーツと言われていて、手延べと手打ちを組み合わせた製法が用いられています。

氷見うどん(うどん茶屋海津屋『かけうどん』)



手延べは、手で延ばした後、生地を2本の棒にかけ、手作業で麺の幅まで細くしていく製法。一方の手打ちは、生地をこねて延ばした後、包丁で切って麺を作ります。

海津屋うどん茶屋



『氷見うどん』作りでは、まず手打ちうどんのように生地を手で練り上げたり、足で踏んだりする作業を行います。これを繰り返すことによって、粘りや弾力、コシのある麺に仕上がるのです。生地が出来上がったら、手作業で何度も細く引き延ばします。この工程では、一般的に油が使われることが多いのですが、麺そのものの風味や旨味を残すため、『氷見うどん』では使用しません。こうして、手間暇をかけ、しっかりとした食べ応えとなめらかな食感を併せ持った麺が生み出されます。

海津屋うどん茶屋



海津屋うどん茶屋



『うどん茶屋 海津屋』は、1975(昭和50)年創業の製麺会社『海津屋』に隣接している直営店。店内には、テーブル席、カウンター席のほか、座敷(掘りごたつ)も用意されています。



伝統の製法から生み出されるうどんは、しっかりコシがあり、ツルツルとのど越しがいいのが特徴。温かくしても冷たくしても、それぞれに美味しい逸品です。



メニューは、冷たい『ざるうどん』(670円 ※税込み、以下同様)、『かき揚げざるうどん』(940円)、『海老天ぷらざるうどん』(1310円)から、温かい『かけうどん』(560円)、『きざみ揚げうどん』(720円)、『肉うどん』(920円)、『海老天ぷらうどん』(1200円)などまでさまざま。平日限定で、『釜揚げうどん』(770円)も登場します。

海老天ぷらざるうどん



きざみ揚げうどん



かき揚げうどん



また、上記の細麺のほか、太麺の『鍋焼きうどん』(930円)、『カレーうどん』(900円)もあります。

鍋焼きうどん



一品料理で注目なのは、『ばち麺コロッケ』(2個300円)。細麺の切れ端『ばち麺』を使ったクリームコロッケで、他ではなかなか食べられないメニューです。

ばち麺コロッケ



お土産として氷見うどんを持ち帰り、自宅でも味わえるように、敷地内では乾麺の販売店が営業(午前9時~午後6時)しています。細麺、太麺のほか、ヨモギや昆布、古代米、もち米を使った珍しい麺もあり、あれこれ買って食べ比べしてみるのも面白そうです。

詳細情報

名称 うどん茶屋 海津屋
住所 富山県氷見市上泉20番地
電話 0766-92-7878
営業時間 午前11時~午後3時
定休日 木曜日、年始
駐車場 15台
アクセス 能越自動車道高岡北ICから約10分
ホームページ https://www.kaizuya.co.jp/kaizuya
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