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北陸(富山、石川、福井)

赤レンガ倉庫を観光施設にリニューアル。ありし日の敦賀の街を再現した日本最大級のジオラマがある!『敦賀赤レンガ倉庫』

2020年8月6日更新

敦賀港の東側に並び建つ『敦賀赤レンガ倉庫』。1905(明治38)年、アメリカの石油会社が石油貯蔵用の倉庫として建設したもので、設計者が外国人技師だったためか、オランダ製のレンガが使われています。



敦賀市は、日本海側で初めて鉄道が通った土地。また、かつて敦賀港駅には『欧亜国際連絡列車』(船車連絡列車)が発着し、ヨーロッパへ向かう船と連絡を図っていました。『敦賀赤レンガ倉庫』は、敦賀市が国際都市として栄えた時代を象徴する建物だと言えます。その後、歴史の波に洗われて、『敦賀赤レンガ倉庫』は軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫などに使用されたこともありました。

そして、2009(平成21)年に、北棟・南棟・煉瓦塀が国の登録有形文化財に登録されました。さらに、誕生から110年を迎えた2015(平成27)年10月に、観光施設としてリニューアルオープン。現在、北棟が『ジオラマ館』、南棟が『レストラン館』となっています。



『ジオラマ館』では、明治後期から昭和初期にかけての敦賀のまちを再現。陸には蒸気機関車やディーゼル機関車などが走り、海には船が行き交い、ノスタルジックな風情を醸し出します。このジオラマを舞台に、毎時0分と30分に上映されるジオラマショー(上映時間10分)とショートムービー(上映時間5分)があるのでお見逃しなく。





ジオラマショー



ジオラマショー



ジオラマ館2階展望デッキ



見るだけではなく、ジオラマ内を走る列車を動かすことが出来る『体験運転』があります。

ジオラマの鉄道模型を自分の操作で走行させる事が出来る装置(マスター・コントローラー)が3ヶ所あり、受付で整理券(100円/3分)を購入して、運転体験をしてみましょう。

『ジオラマ館』には、オリジナルグッズなどが並ぶミュージアムショップも設置されています。

敦賀赤レンガ倉庫オリジナルマグネット



敦賀赤レンガ倉庫オリジナルビール



『レストラン館』には、3店が出店しています。

『赤れんがcafe』では、地元の牛乳や卵を使った『焼立てチーズタルト』や越前若狭名物の浜焼さばを使った『sabaサンド』などの軽食と飲み物、ソフトクリームなどを用意。イートインコーナーが備えられているほか、テイクアウトもOKです。

れんがタルト



ふくいプリン



『生け簀の甲羅』は、市場直送の新鮮な魚介を使ったメニューをそろえています。店内中央カウンターに囲まれた大型の生け簀に泳ぐ魚を、注文時にすくい、その場で調理してくれます。『甲羅丼』(2,030円)などが人気です。

生け簀の甲羅_甲羅丼



『Sogno-Poli(ソニョーポリ)』では、敦賀などで獲れる新鮮な魚介類、近郊農家が生産する野菜や果物、若狭牛や福井ポークなどを中心に、イタリアンベースの独自料理を提供。ランチメニューはパスタランチ(1,700円)やコースランチ(3,000円)、ディナーメニューはシェフのおまかせコース(5,000円)や今夜のごちそうコース(7,500円)などとなります。

ディナーコース料理



『レストラン館』に隣接する『オープンガーデン』は、出入りが自由。シンボルツリーのケヤキなど、さまざまな花や木を眺めながら散策できます。

オープンガーデン



敦賀という街に蓄積された歴史が感じられる、居心地の良いスポット。ドライブの休憩ポイントにもぴったりです。

詳細情報

名称 敦賀赤レンガ倉庫
住所 福井県敦賀市金ケ崎町4番1号
電話 0770-47-6612
開館時間 午前9時30分~午後10時 ※北棟(ジオラマ館)は午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
休館日 水曜日(祝日の場合は翌日)、12月30日~1月2
北棟(ジオラマ館)利用料 一般400円、小学生以下200円、3歳未満無料
アクセス 北陸自動車道敦賀ICから約10分
駐車場 60台
ホームページ https://tsuruga-akarenga.jp/
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