ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

中京(静岡、愛知、岐阜、三重)

現存する最古の木造天守に登り、古の戦乱から太平の世に想いをはせる『国宝 犬山城』

2017年9月12日更新

犬山城_2

愛知県の最北端に位置する犬山市は、北は木曽川を隔てて岐阜県に隣接しています。木曽川が濃尾平野へと注ぎ出るロケーションによって、古くから交通や物流、政治の要所として栄えてきました。戦国時代には合戦の舞台となり、江戸時代には城下町として発展。今でもその歴史の足跡が多く残されており、「尾張の小京都」と称されます。

木曽川うかい

木曽川うかい



その犬山市を象徴するのが、『国宝 犬山城』(昭和10年指定、昭和27年規則改正にともない再指定)です。『犬山城』は織田信長の叔父である織田信康が、この地にあった岩倉織田氏の砦を改修して1537(天文6)年に築いた城で、尾張国と美濃国の境にあり、木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城です(ちなみに天文6年は豊臣秀吉が生まれた年でもあります)。その後、池田恒興や織田勝長が入城、豊臣政権のときに石川貞清(光吉)が改修して現在のような形になりました。徳川政権への過渡期に行われた、小牧・長久手の戦いや関ヶ原の戦いでは、西軍の重要拠点となっています。2004(平成16)年までは日本で唯一の個人(城主であった成瀬家)所有の城でしたが、現在は公益財団法人犬山城白帝文庫に譲渡されています。2006(平成18)年には日本100名城(43番)に選定されました。

犬山城_5

犬山城城門

犬山城城門



現存12天守、そして国宝5城のひとつであり、その美しい姿から李白の詩にちなんで「白帝城」とも呼ばれています。現存する木造天守の中で最も古いといわれる天守は、外観3重で内部は4階、地下に踊場を含む2階がある6階構成となっています。

犬山城_1天守南面と西面に平屋の付櫓が付属する複合式で、入母屋2重2階の建物の上に3間×4間の望楼部を載せた望楼型天守です。窓は突上窓と火灯窓、両開き窓など、 地階1・2階出入口を含めて、総延面積は698.775㎡に達します。天守台石垣は野面積という積み方で高さは5m、天守の高さは19mになります。

付穭

付穭



石落とし

石落とし



城内には築城当時の木材が多く残されていて、専門家でなくても「さすが国宝」と思わせる歴史を刻んだ古木材の温もりを体感できます。歩くと「ミシ、ミシ」と鳴る音、床の隙間など・・・五感で『国宝 犬山城』を実感するよい機会となるはずです。

上段の間

上段の間



唐破風

唐破風



武具の間

武具の間



望楼型の天守最上階は、周囲を確認できるように、天守最上階を取り巻く回廊(廻り縁)があり、天気の良い日には、美しい木曽川や、御嶽山、岐阜城、名古屋駅ビルなども望めます。

天守階段

天守階段



犬山城_望楼犬山城_3
また、木曽川の対岸から見る『国宝 犬山城』はとても美しく、お城マニアにとっては絶好の撮影スポットになっています。

犬山城_4

そして、グルメ!犬山城城下町を食べ歩きするのも旅の楽しみ。田楽や五平餅などのほか、鼓もち、最近インスタなどで話題の蔵家恋小町だんごなど、いろいろあります!

田中豆腐 でんがく

田中豆腐 でんがく



山田五平餅

山田五平餅



氷屋さんの鼓もち

氷屋さんの鼓もち



蔵家恋小町だんご

蔵家恋小町だんご

詳細情報

名称 国宝 犬山城
住所 愛知県犬山市犬山北古券65-2
電話番号 0568-61-1711
営業時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
定休日 12月29日~31日
入場料 一般:550円、小・中学生:110円
アクセス 名神高速小牧ICより約25分、中央道小牧東ICから約25分、東海北陸道各務原ICから約25分、名古屋高速小牧北ICから約25分、徒歩であれば名鉄犬山遊園駅西口から約15分
駐車場 周辺に約200台
ホームページ http://inuyama-castle.jp/

関連キーワード

  • ロータスカードWeb入会
  • ロータスカードWeb入会
  • 店舗検索
  • 店舗検索
  • 楽ノリレンタカー
  • 楽ノリレンタカー

あわせて読みたい

  • 明治時代を中心とする歴史的建造物を展示する野外博物館「博物館 明治村」

    ロータスな旅 > 中京

    明治時代を中心とする歴史的建造物を展示す…

    愛知県犬山市にある「博物館明治村」は、明治時代を中心とする建造物を移築し、保存・展示している野外博物館です。1965(昭和40)年、建築家・谷口吉郎氏(博物館…

    2023.02.09更新

  • 1杯で2度楽しめる大胆発想のうどん、ここにあり!「豊橋カレーうどん」

    ロータスな旅 > 中京

    1杯で2度楽しめる大胆発想のうどん、ここ…

    「豊橋カレーうどん」は、愛知県豊橋市に行かなければ食べられないご当地グルメです。もともと豊橋市は、市内のすべてのうどん店が自家製麺100%にこだわっていたり、1…

    2022.03.31更新

  • 富士市のご当地グルメ「つけナポリタン」をいただくなら発祥店で!「coffee shopアドニス」

    ロータスな旅 > 中京

    富士市のご当地グルメ「つけナポリタン」を…

    「つけナポリタン」は、静岡県富士市で登場した比較的新しいご当地グルメ。2008(平成20)年、市内の吉原商店街を活気づかせるというテレビ番組企画の中で、商店街に…

    2023.05.11更新

  • 愛知県田原市にある四季の花と緑に囲まれた体験型の農業公園『サンテパルクたはら』。体験プログラムを楽しんだり、地元食材の料理をバイキングで味わったり!

    ロータスな旅 > 中京

    愛知県田原市にある四季の花と緑に囲まれた…

    『サンテパルクたはら』は、渥美半島の中央、農業用調整池『芦ケ池』のほとりに広がる体験型公園です。『サンテ』はフランス語で健康、『パルク』は公園を意味します。園内…

    2020.11.12更新

  • ユネスコにも登録された「本美濃紙」を含む美濃和紙の伝統を知り、紙すき体験ができる!「美濃和紙の里会館」

    ロータスな旅 > 中京

    ユネスコにも登録された「本美濃紙」を含む…

    美濃和紙の歴史は古く、奈良時代から製紙が興り、正倉院文書にも紙が作られていたとの記述が残されています。和紙の原料である良質の楮(こうぞ)が多く取れ、長良川や板取…

    2016.08.19更新

  • ボリュームたっぷりのB級グルメ『四日市とんてき』をいただくなら、“元祖 四日市名物大とんてき”の店として知られる『まつもとの來來憲(らいらいけん)』がオススメ!

    ロータスな旅 > 中京

    ボリュームたっぷりのB級グルメ『四日市と…

    いまや四日市名物にもなりつつあるB級グルメ『四日市とんてき』。発祥は第2次世界大戦後で、四日市の西新地にあった中華料理店『來來憲(らいらいけん)』の看板メニュー…

    2017.11.21更新

< 前のページへ戻る