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中京(静岡、愛知、岐阜、三重)
2023年5月11日更新
「つけナポリタン」は、静岡県富士市で登場した比較的新しいご当地グルメ。2008(平成20)年、市内の吉原商店街を活気づかせるというテレビ番組企画の中で、商店街に店を構える「coffee shopアドニス」の店主(市川和典さん)がつけ麺店の店主(辻田雄大さん)のサポートを受けて開発しました。喫茶店の定番メニューであるナポリタンをつけ麺スタイルにしたもので、箸を使って食べるのが基本です。
つけナポリタンの定義は、「スープはトマトソースをベースにしたダブルスープであること」、「麺とスープを分けた“つけ麺”スタイルであること」の二つ。つまりトマトソースを使ったつけ麺であれば、スープや麺の種類、具材などもすべて自由ということで、ご当地グルメの定義としてはとてもシンプルだといえます。
その後、つけナポリタンは富士市内の飲食店・カフェ・居酒屋などのメニューとして定着。店によって、スープは魚介や鶏ガラ、牛スジなどさまざまで、具材も野菜中心だったり、肉が煮込まれていたり……といった具合。麺は、生麺やちぢれ麺、食べるお茶を練り込んだ麺などもあり、各店が工夫を凝らしています。
開発を行った「coffee shopアドニス」の“元祖”つけナポリタンは、トマトソースに地鶏の鶏ガラスープを合わせたダブルスープ。中には、チーズに蒸し鶏、味玉、チンゲン菜などが入っています。麺は、つけナポリタン用に開発した、もちもち食感の太麺。地元・駿河湾で獲れる桜エビがトッピングされ、レモンも添えられています。
同店では、食べ方の流儀として「その一、よくつけて食すべし」「その二、チーズをからめて食すべし」「その三、半分食べたらレモンを麺にかけるべし」としています。
つけナポリタンの値段は、1680円(税込、2023年3月現在、以下同様)。各種トッピングの追加ができるほか、スープを残さず食べられるよう、替え玉(300円)、〆ご飯(180円)、バケット(250円)なども用意されています。
店内は、落ち着きある昔ながらの喫茶店の雰囲気。つけナポリタンの公式キャラクター「ナポリン」も出迎えてくれます。ご当地グルメを味わうにはピッタリのお店です。
名称 | coffee shop アドニス |
---|---|
住所 | 静岡県富士市吉原2丁目3−16 |
電話 | 0545-52-0557 |
営業時間 | 午前11時~午後9時 |
定休日 | 火・水・木曜日※祝日の場合は営業 |
駐車場 | 契約駐車場あり |
アクセス | 東名高速富士ICから5分 |
ホームページ | https://coffee-shop-cafe.business.site/ |
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