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中国(鳥取、島根、岡山、広島、山口)
2021年1月28日更新
冬のグルメと言えば、鍋料理とみかん。野菜や肉、魚介など具材をたっぷり入れて食べる鍋料理は体が温まりますし、みかんは、こたつと共に冬のくつろぎタイムの定番です。実は、この二つが合体した食べ物が山口県の周防大島(屋代島)にあります。その名も『みかん鍋』!
周防大島は、瀬戸内海に位置する島で、一年中、気候が温暖なことから『瀬戸内のハワイ』とも呼ばれています。この島のもう一つの呼び名が『みかんの島』。周防大島にはたくさんのみかん農園があり、秋から冬にかけてみかん狩りを楽しむことができます。生産量も多く、山口県産の温州みかんの80%を占めています。
『みかん鍋』は、2006年に誕生したご当地グルメ。瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類と、皮ごと焼いた温州みかんを鍋で味わう、冬季限定のメニューです。
『みかん鍋』には、四つの定義があります。一つ目は、『体に優しい橘皮が香る「鍋奉行御用達」の焼きみかん』を使うこと。皮ごと食べられるよう、JA山口大島の選定基準の検査をクリアした安心・安全なみかんを使用しています。果肉より皮に豊富な栄養素が含まれている点からも、メリットは大。食べやすさにも考慮し、2Sサイズのみかんに限定しています。二つ目は、『爽やかな柑橘の香りを練り込んだ地魚のつみれ』を入れること。三つ目は、『薬味としてピリリと辛いみかん胡椒』を用意すること。『みかん胡椒』は、青唐辛子とみかんの皮で作られています。そして四つ目は、『お鍋の最後はふわふわメレンゲによる淡雪みかん雑炊』。卵白を泡立てたメレンゲに卵黄をかけた雑炊で、ネギをまん中に乗せると、真上から見たみかんのようになります。
現在、島内では、11店の飲食店が『みかん鍋』を提供しています。みかんの爽やかさと魚貝の旨味が堪能できるのはもちろん、SNS映えも相当なものです!
名称 | 周防大島鍋奉行会 |
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問合せ先 | (一社)周防大島観光協会内 電話:0820-72-2134 |
ホームページ | http://www.suouoshima.com/syokuji/mikan_nabe.html |
加盟店一覧 | 竜崎温泉ちどり(0820-77-1234)、お侍茶屋彦右衛門(0820-73-1511)、食在周防あらかわ(0820-74-4870)、グリーンステイながうら(0820-79-0021)、お食事処慶(0820-78-2222)、大島本陣茶屋(蜜柑しゃぶしゃぶ、0820-74-1066)、H&Rサンシャインサザンセト(0820-78-2121)、かわい寿し旅館(0820-78-0011)、ちどり旅館(0820-77-0321)、道の駅サザンセトとうわ(0820-78-0033)、民宿かぎひこ(0820-77-1229) |
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