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クルマのトラブル「もしも」マニュアル

Vol.58 交通事故傷害保険は、例えば免許返納済みの高齢者にオススメ!(後編)

2021年2月18日更新



駅のホームでのケガも補償対象

交通事故傷害保険は、交通事故限定の傷害保険とはいえ、その対象範囲は意外に広いものとなっています。

以下のとおり、基本的には交通に関わる事故による死傷などが対象となっているのですが、衝突事故などだけでなく、交通途中に起きた火災による被害も対象となったりします。乗り物についてここでは公共交通機関・飛行機・船舶などを挙げていますが、モノレール・ケーブルカー・ロープウェイなども対象に含まれます。また、国内のみならず海外での交通事故による死傷なども補償対象になっています。
※補償対象については各保険会社の商品によって違いがあります。ここでは一般的な例を挙げています。加入に当たっては、当該商品の補償対象をご確認ください。



月1,000円~2,000円ほどで安心補償

交通事故傷害保険は、保険料がリーズナブルな設定であることも特長の一つ。保険料については、各保険会社の商品によって違いがありますが、月払いに換算して1,000円~2,000円くらいの金額が一般的です。

日頃からなるべく退職金や年金が目減りしないよう支出を抑えて生活しているAさんのような高齢者の方でも、この金額ならそう大きなストレスを感じることなく払い続けられるのではないでしょうか。

また、交通事故傷害保険と同じ補償で家族もカバーできるファミリー交通傷害保険も設定されています。保険料は個人だけの場合よりは高くなりますが、家族全員のリスクをカバーしておきたいと思う方にはこちらも検討してみてはいかがでしょう。

● ● ●


Aさんの元同僚が言っていたように、「世の中、人がケガをするときって交通絡みのシーン(歩行、自転車、公共交通機関の利用時)が多いわけだから、それに備える保険への加入は必須であり不可欠」です。そして、交通事故傷害保険こそは、まさに「それに備える保険」なのです。

これを機に、このことをぜひ知っておいてください。

繰り返しになりますが、皆さんの中で、あるいは皆さんの周りで、この交通事故傷害保険への加入が必要な人はいませんか?

もし「自分がそうだ」「自分の両親がそうだ」という心当たりがあれば、保険代理店としても実績を積んでいる、お近くのロータス店にご相談ください。自動車保険がかりでなく、こうした傷害保険に関してもきっちりと対応させていただきます。

交通事故傷害保険は、例えば免許返納済みの高齢者にオススメ!(前編)

交通事故傷害保険は、例えば免許返納済みの高齢者にオススメ!(後編)

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