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日本三大ラーメンの一つ、福島県喜多方の『喜多方ラーメン』。その真骨頂ともいえる『支那そば』を食すなら、あっさりながらコクがある黄金スープで人気の『坂内食堂(ばんないしょくどう)』

2019年10月10日更新

札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つに数えられる『喜多方ラーメン(きたかたラーメン)』。“蔵のまち”として知られる、福島県喜多方市を訪れる多くの観光客が、このご当地ラーメンをもう一つの旅の楽しみとしています。

喜多方ラーメンは、今も続く老舗ラーメン店『源来軒』が発祥とされています。昭和初期に、中国から渡ってきた青年・藩欽星(ばんきんせい、源来軒の創業者)さんが、屋台で支那そばを提供したのがその原点です。その後、市内の多くの食堂が藩欽星さんに習い、支那そばをメニューに出すようになったとのこと。

昭和の後期、喜多方ラーメンがブームとなったことを受けて、市内の食堂やラーメン店などが集まり、同業者団体である『喜多方老麺会』を設立。今でも、市内の約120軒ほどのお店が参加しています(喜多方老麺会に加入しているお店には、黒い喜多方老麺会ののぼり旗が掲げられています)。

源来軒のラーメン (出典)うつくしま観光フォトライブラリー



喜多方ラーメン最大の特徴は、飯豊山系の地下水を使って打つ多加水麺です。平打ちで太めの縮れ麺は、スープがよく絡み、ツルツルでモチモチとした食感が楽しめます。

スープは、あっさりした醤油スープが主流。ダシに使う素材はお店によって違い、豚骨、鶏ガラ、煮干しなど様々ですが、どれも素材の味わいがスープににじみ出たおいしさです。

具材は、チャーシュー、メンマ、ナルト、長ネギといったオーソドックスなもの。中でもチャーシューは、お店によってこだわりの製法で作られており、多くはトロトロの柔らかさを特徴としています。

さて、その喜多方ラーメンの数あるお店の中からご紹介するのは、全国に名をとどろかせる『坂内食堂(ばんないしょくどう)』です。昭和33年5月に創業。ブームの初期から喜多方ラーメンを支える御三家(他は、源来軒、まこと食堂)の一角を成す老舗です。



豚骨ベースですが旨みだけを炊き出した黄金色のスープは、塩味でサッパリとした味わい。麺は太めの平ちぢれ麺。定番の『支那そば』(700円、税込、以下同様)は、そこに柔らかくジューシーなバラ肉チャーシューが4枚ほど載ります。



そして、インパクトのある一品が……『肉そば』(1000円)です。どんぶり一面に広がるチャーシューが、麺を覆い尽くすというフォトジェニックなこのラーメンは、「SNS映えする」という声しきりです。

詳細情報

名称 坂内食堂
住所 福島県喜多方市字細田7230
電話番号 0241-22-0351
営業時間 午前7時~午後6時
定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
アクセス 【車】磐越自動車道会津若松ICから国道121号で約17km(約20分)【電車】JR喜多方駅から徒歩で約15分
駐車場 12台
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