ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)

東北屈指の絶景ポイント!遊歩道を歩いて自然を満喫したい「鳴子峡」

2021年10月12日更新

宮城県北部の大谷川に浸食されて生まれた大渓谷、鳴子峡。崖の高さは80~100メートル、長さは約4キロメートルに及び、幅が最も狭い約10メートルの場所ではV字谷、約100メートルと広いところではU字谷が形成されています。

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室



鳴子峡は、東北地方有数の紅葉の名所です。一帯には、アカシデ、ミズナラ、ハウチワカエデなどが群生。紅葉シーズンになると、赤や黄に鮮やかに色づいて渓谷の白い岩肌を覆い、美しい景観を見せてくれます。
この紅葉があまりにも有名ですが、春の萌える新緑や夏の力強い深緑もそれはそれで見ごたえ十分!人出が秋ほどではない分、ゆっくり鳴子峡の自然を楽しめるかも知れません。

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室



渓谷に沿っている国道47号をドライブしながら景観を楽しむこともできますが、時間があれば、遊歩道を散策してみましょう。遊歩道は、「鳴子峡遊歩道」と「大深沢遊歩道」が整備されています。

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室



写真提供:鳴子温泉観光協会



鳴子峡遊歩道には、2つのコースがあります。一つは、「鳴子峡レストハウス」に近い中山平側入口と回顧橋を結ぶ往復約700メートルのコース、もう一つが大谷橋に近い、鳴子側入口を起点とする、往復約460メートルのコースです。いずれも午前9時から午後4時まで開放されています。
鳴子峡レストハウスを起点とする「大深沢遊歩道」は、一周2.2キロメートル。所要時間の目安は約50分で、終日開放されています。
もっと長距離を歩きたい方におすすめなのが、宮城オルレ「大崎・鳴子温泉コース」です。宮城の自然と歴史を体感できるトレッキングコースで、距離は約10キロメートル、所要時間の目安は約3時間30分です。
遊歩道やトレッキングコースは、気象状況などにより閉鎖される場合があるので、ご注意ください。また、いずれも冬期(11月下旬~4月下旬)は、閉鎖されます。

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室



鳴子峡から車で約10分の場所に、温泉街「鳴子温泉」があり、旅館やホテルなど18軒の温泉宿が建ち並んでいます。温泉宿によって泉質が異なっているのが、鳴子温泉の特徴の一つ。ほとんどの温泉宿で日帰り入浴ができるほか、公衆浴場が「滝の湯」と「鳴子・早稲田桟敷湯」の2ヵ所あり、いろいろな湯を楽しむことができます。
「宮城県の名勝」にも指定されている鳴子峡。散策と温泉をセットにしてゆっくり出掛けてみたい旅行スポットです。

写真提供:鳴子温泉観光協会

詳細情報

名称 鳴子峡
住所 宮城県大崎市鳴子温泉
電話 0229-83-3441(観光案内所)、0229-87-2050(鳴子峡レストハウス)
駐車場 253台 ※10月10日~11月15日の紅葉シーズンは有料(普通車500円、中型車1000円、大型車1500円)
アクセス 東北自動車道古川ICから約1時間
ホームページ https://www.welcome-naruko.jp/(鳴子温泉観光協会)
  • ロータスカードWeb入会
  • ロータスカードWeb入会
  • 店舗検索
  • 店舗検索
  • 楽ノリレンタカー
  • 楽ノリレンタカー

あわせて読みたい

  • 宇宙をちかく身近に感じる!そして、宇宙を楽しむ!!宇宙のスケールを体感できる天文総合博物館『仙台市天文台』

    ロータスな旅 > 東北

    宇宙をちかく身近に感じる!そして、宇宙を…

    『仙台市天文台』は、宇宙を身近に感じることができる市立の施設です。1955年(昭和30年)に開設し、2008年(平成20年)には、市中心部から現在地へ移転してリ…

    2020.10.29更新

  • 大地の神秘を実感する鍾乳洞とドラゴンブルーの地底湖「龍泉洞」

    ロータスな旅 > 東北

    大地の神秘を実感する鍾乳洞とドラゴンブル…

    岩手県岩泉町にある龍泉洞は日本三大鍾乳洞(他は、山口県美祢市の秋芳洞、高知県香美市の龍河洞)の一つとされ、洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されていま…

    2016.06.14更新

  • 秋田県名物の“いぶりがっこ”を様々なアレンジでいただく!「食堂いなほ」の「がっこ懐石」

    ロータスな旅 > 東北

    秋田県名物の“いぶりがっこ”を様々なアレ…

    秋田県の名物といえば、“いぶりがっこ”。食べたことはなくても、この名を聞いたことのある人は多いのでは?いぶりがっこは、ダイコンを燻製にして、米糠と塩に漬け込んだ…

    2021.04.13更新

  • 青森県平川市にある明治時代の「三大名園」の一つ「盛美園(せいびえん)」

    ロータスな旅 > 東北

    青森県平川市にある明治時代の「三大名園」…

    青森県平川市にある「盛美園(せいびえん)」は、明治時代に、この地の名家であり大地主であった清藤盛美(せいとうもりよし)が庭師・小幡亭樹に依頼して造り上げた日本…

    2022.04.21更新

  • 北海道から東北地方にかけて水揚げされる『ホッキ貝』。産地で親しまれるメニュー『ほっきめし』は超美味しい!今回は宮城県の山元町(やまもとちょう)の『和風レストラン田園 山元店』をご紹介!

    ロータスな旅 > 東北

    北海道から東北地方にかけて水揚げされる『…

    『ホッキ貝』は、殻の長さが約10センチもある二枚貝。身も大きく、厚みと重さ、そして旨味があります。正式名称は『ウバガイ』ですが、北海道から東北地方にかけて水揚げ…

    2019.11.21更新

  • 芭蕉の夢見た景色が目の前に! 日本三景『松島』の島々を船でめぐるクルージング

    ロータスな旅 > 東北

    芭蕉の夢見た景色が目の前に! 日本三景『…

    「ももひきの破れをつづり、笠の緒つけかえて、三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりて」これは松尾芭蕉の紀行文『奥の細道』の冒頭に書かれた文です。「長い旅に…

    2016.10.14更新

< 前のページへ戻る