ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)

美しい日本の自然を観て、感じて、体験したくなったら訪ねてみよう!四季折々に楽しめる『十和田湖/奥入瀬渓流』

2020年8月25日更新

青森県と秋田県の県境に位置する『十和田湖』。火山活動によって陥没した場所に雨水が溜まってできる『カルデラ湖』の中でも珍しい『二重カルデラ湖』です。御倉半島と中山半島の間にある中湖(なかのうみ)と呼ばれる部分の水深は327m(国内第3位)もあり、往時の噴火規模の大きさを想像させます。

©十和田奥入瀬観光機構



©十和田奥入瀬観光機構



十和田湖の魅力は、四季折々の美しさ。春は桜、夏には新緑、秋には紅葉が色鮮やかに湖面に映えます。冬には湖全体が雪と氷で真っ白に覆われ、より神秘的な姿に。湖の周りには、木道や歩道が整備されているので、ゆっくり巡ってみましょう。ところどころにある展望台からは、それぞれ違う景色を望むことができます。

©十和田奥入瀬観光機構



©十和田奥入瀬観光機構



もっと間近に楽しむなら、『十和田湖遊覧船』や『十和田湖カヌーツアー』がおすすめです。

©十和田奥入瀬観光機構



©十和田奥入瀬観光機構



『十和田湖遊覧船』は、湖面をゆったりと進みながら、周囲の自然やビューポイントをながめられる航路が2つ用意されています。十和田湖の観光拠点である休屋(やすみや)に、遊覧船乗り場があります。運航時刻や料金などは公式ホームページ(http://www.toutetsu.co.jp/ship.html)を確認してください。

©十和田奥入瀬観光機構



『十和田湖カヌーツアー』は、十和田湖をカヌーで巡るツアーです。参加者自らオールを持ち、漕いで進みます。水鳥の目線で見る風景は、まさに非日常。『十和田湖カヌーツアー』は何社かが実施していますので、インターネットで調べて自分に合ったツアーを予約することをお勧めします。

©十和田奥入瀬観光機構



©十和田奥入瀬観光機構



湖の周辺には、名物のヒメマスを味わえる飲食店や、パワースポットとして知られる『十和田神社』などもあります。また、『十和田ビジターセンター』では、十和田湖の成り立ちなどを模型やパネルで紹介。まず立ち寄って学んでから、湖に向かうとより楽しむことができそうです。

十和田湖に来たらぜひ味わっていただきたいのが「ひめます」料理です!湖畔近くのホテルや旅館でも提供していますよ!  ©十和田奥入瀬観光機構



©十和田奥入瀬観光機構



十和田湖と併せて訪れたいのは、『奥入瀬渓流』。十和田湖から流れ出る奥入瀬川子ノ口(ねのくち)と焼山を結ぶ約14㎞の間を流れる、日本を代表する美しい渓流です。渓流沿いには車道と遊歩道が整備されており、散策しやすいので、ぜひ歩いて渓流の魅力を確かめてみてください。

©十和田奥入瀬観光機構



奥入瀬渓流は、十和田湖畔・子ノ口から焼山までを下っても、逆に焼山から上ってもそれぞれに楽しめます。子ノ口から下る方が体力的には楽と考えられますが、焼山から上る方が渓流の水の美しさを感じられるとも言われています。

©十和田奥入瀬観光機構



焼山からのコースで見所のいくつかを挙げると、三つの川が合流してダイナミックで美しい流れが見られる『三乱の流れ』、うっそうと茂った木立の間を激しく流れる『阿修羅の流れ』、森林にかこまれた断崖(高さ20メートル)を三段になって落下する『雲井の滝』、高さ7メートル・幅20メートルに渡って流れ落ちる『銚子大滝』などがあります。もちろん、これら以外にも森と渓流が織り成す美しい景観は数多くあります。

雲井の滝   ©十和田奥入瀬観光機構



銚子大滝   ©十和田奥入瀬観光機構



銚子大滝   ©十和田奥入瀬観光機構



遊歩道と車道(国道102号線)は並行していますが、途中に駐車スペースがほぼないため、奥入瀬渓流散策には十和田湖周辺の駐車場や、焼山にある『奥入瀬渓流館』の駐車場を利用すると便利です。





また、奥入瀬渓流を楽しむ人のためにレンタサイクルも用意されています。料金は、シティサイクル(4時間1000円)、電動アシスト(4時間1500円)。貸出し・返却場所は、『奥入瀬渓流館』『石ケ戸休憩所』『JRバス子ノ口』の3か所です。ただし、遊歩道内を走行することはできないので、注意してください。

©十和田奥入瀬観光機構



美しく、壮大な『十和田湖/奥入瀬渓流』。さわやかな風に吹かれ、清らかな水音を聞き、心地よいひとときを過ごすことのできる、日本の秘境です。

詳細情報

名称 十和田湖
住所 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
電話 0176-75-1531(十和田湖観光交流センター「ぷらっと」)
駐車場 休屋南駐車場(200台)・休屋北駐車場(600台)※いずれも1回500円
アクセス 三沢空港から車で100~110分、青森空港から車で90~110分、東北自動車道十和田ICから50~60分
名称 奥入瀬渓流(焼山)
住所 青森県十和田市奥瀬
電話 0176-74-1233(奥入瀬渓流館)
駐車場 80台
アクセス 三沢空港から車で80分、青森空港から車で90分、東北自動車道十和田ICから80~90分
一般社団法人十和田奥入瀬観光機構ホームページ https://www.towada.travel/
一般社団法人十和田湖国立公園協会ホームページ http://towadako.or.jp/
  • ロータスカードWeb入会
  • ロータスカードWeb入会
  • 店舗検索
  • 店舗検索
  • 楽ノリレンタカー
  • 楽ノリレンタカー

あわせて読みたい

  • 秋田藩佐竹氏二十万石の居城跡に造成された公園「千秋公園(せんしゅうこうえん)」

    ロータスな旅 > 東北

    秋田藩佐竹氏二十万石の居城跡に造成された…

    JR秋田駅から程近い場所にある「千秋公園」。ここは、初代秋田藩主の佐竹義宣が1603(慶長8)年に築いた居城・久保田城の跡地であり、「久保田城跡」とも呼ばれてい…

    2022.03.31更新

  • 宮城県加美町にある総面積15万平方メートル、400種類の植物が栽培される広大な庭園『やくらいガーデン』

    ロータスな旅 > 東北

    宮城県加美町にある総面積15万平方メート…

    富士山のように雄大で美しいことから『加美富士』とも呼ばれている、宮城県加美町の『薬莱山(やくらいさん)』。その麓に広がる『やくらいガーデン』は、季節により様々な…

    2019.05.28更新

  • 天童温泉や立石寺と一緒に寄ってみたい、わくわくランド『道の駅 天童温泉』

    ロータスな旅 > 東北

    天童温泉や立石寺と一緒に寄ってみたい、わ…

    『道の駅天童温泉』は国道13号線に接して設置され、『森林情報館もり~な天童』(多目的ホール、情報発信コーナー、交流コーナー、体験コーナー、地場産品の展示販売…

    2017.03.13更新

  • めちゃくちゃ新鮮な美味しい野菜の販売にこだわった、かなりオシャレな「あ・ら・伊達な  道の駅」

    ロータスな旅 > 東北

    めちゃくちゃ新鮮な美味しい野菜の販売にこ…

    宮城県北西部に位置する大崎市は、農業の他、電子機器や精密機器などの工業、温泉などの観光業が集積している地域です。「あ・ら・伊達な道の駅」は、宮城県と山形県を結ぶ…

    2017.05.29更新

  • 日本でも数少ない回転式の展望台。男鹿半島にある寒風山の山頂から360度のパノラマが眺望できる!『スカイパーク寒風山回転展望台』

    ロータスな旅 > 東北

    日本でも数少ない回転式の展望台。男鹿半島…

    日本海に突き出た男鹿半島に広がる男鹿市。寒風山は、市内にある休火山です。この一帯は、景観や地形・地層などが貴重であることから、2011年に『男鹿半島・大潟ジオパ…

    2020.07.21更新

  • つるん、と美味しい「じゅんさい」。その国内有数の生産量を誇る秋田県三種町で、5月~8月限定で体験可能!「じゅんさい摘み採り体験」

    ロータスな旅 > 東北

    つるん、と美味しい「じゅんさい」。その国…

    「じゅんさい」……ご存知でしょうか?じゅんさいは、沼や池で育つスイレン科の水草。水底に根を張り、茎を伸ばして水面に葉を広げます。食用部分は、「ヌメリ」と呼ばれる…

    2021.04.28更新

< 前のページへ戻る