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四国(徳島、香川、愛媛、高知)
2020年8月25日更新
高知県の土佐湾ではクジラやイルカたちがゆうゆうと大海原を泳いでいます。そんな彼らを、海上に出た船の上から観ることができるツアーが、『ホエールウォッチング』です。高知県内ではいくつかのツアーが実施されていますが、土佐市の宇佐ホエールウォッチング協会の『ホエールウォッチング』ツアーもその一つ。
遭遇の可能性があるクジラの代表格が、体長10~13メートルの『ニタリクジラ』です。現在、数十頭が土佐湾に定住しています。『ニタリクジラ』は、『海の貴婦人』という別名があるほど、穏やかな性格。船の近くで見えることもあり、まるで歓迎してくれているよう。人間の身長の何倍もあるクジラが大海原を縦横無尽に泳ぐ姿は、とても感動的。自然の偉大さが感じられます。
活発に泳ぐ『ハセルカ』や『ハンドウイルカ』、成長に伴って体の色が黒から白へ変わる『ハナゴンドウ』、体長4~6メートルと大型の『オキゴンドウ』などにも遭遇できる可能性があります。
船を操るのは、土佐湾を知り尽くしている現役のベテラン漁師。天候や波の様子などを細かく見極めて、ウォッチポイントを探してくれるので、かなり高い確率でクジラやイルカに会うことができます。ただし、クジラやイルカに100%出会えるわけではありません。なにしろ、自然の中で暮らす生き物が相手ですから……。
乗船時間は、約5時間。状況によって、多少延長する場合もあります。船酔いしやすい人は、事前に酔い止め薬を服用しておくと安心です。服装は、船の揺れに対応できるよう、動きやすい衣服と、スニーカーなど足元が安定する靴での乗船がおすすめです。また、海の上には、日よけのテントを張っていますが、対策としてサングラスや帽子、薄手の上着などを持参し、飲み物も十分に用意しましょう。
ウォッチングシーズンは 、4月20日から10月末となっています。予約は、ホームページで受け付けています。1隻12名乗りで、6名以上集まったら出港可能。悪天候などにより、当日中止になる場合もあります。
クジラやイルカとの感動的な遭遇が期待できる『高知ホエールウォッチング宇佐』。高知への旅の際には、ぜひ組み込んでおきたいアクティビティです。
名称 | 高知ホエールウォッチング宇佐 |
---|---|
住所 | 高知県土佐市宇佐町橋田浜2752-7 宇佐しおかぜ公園内 |
電話 | 088-856-1133(宇佐ホエールウォッチング協会) |
営業期間 | 4月20日~10月末 |
定休日 | なし |
出航時間 | 午前8時、午前9時、午後12時30分(9月1日以降は無し) ※都合により変更される場合があります |
乗船料 | 中学生以上6000円、小学生4000円、幼児3000円 ※2歳以下は乗船不可 |
出航場所 | 宇佐しおかぜ公園 |
駐車場 | 約50台(無料) |
アクセス | 高知自動車道土佐ICから約20分 ※カーナビで検索する場合、「宇佐しおかぜ公園」は表示されない場合があります。公園の隣にあります「萩の茶屋」を目標に向かってください。検索は、施設名ならば「萩の茶屋」、住所ならば「〒781-1161 高知県土佐市宇佐2739」、電話番号ならば「088-856-1908」を入力。宇佐しおかぜ公園の目印は、入口の大きなクジラの親子のモニュメントです。 |
ホームページ | http://usaww.jp/pc/ |
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