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佐賀名物!外側はシャリシャリで中はしっとり柔らかい『小城羊羹』の伝統と技術を守り続ける『村岡総本舗』

2019年5月15日更新

江戸時代の鎖国中、唯一、海外に開かれていた長崎県の出島。そこから国内に入った砂糖は、佐賀県を経由して福岡県小倉市へ続く全長約220kmの『長崎街道』を通って運ばれていました。そんな由来から、長崎街道は別名『シュガーロード』と呼ばれています。そして、街道沿いには、砂糖と共に海外から流入したお菓子の作り方なども伝わっていったため、長崎県の『カステラ』や『金平糖』、佐賀市の『丸ぼうろ』などさまざまなお菓子が誕生するきっかけとなりました。

村岡総本舗5
佐賀県小城(おぎ)市の『小城羊羹』もその中の一つ。小城市が小豆の産地であることや、清らかな水に恵まれたことなどにより、古くから羊羹づくりが始められました。この羊羹は、生地を箱に流し込んで固め、一つひとつ切り分ける、昔ながらの製法で作られており、『切り羊羹』と呼ばれています(昔ようかん・断ち羊羹とも)。

羊羹を羊羹舟に流し込みます

羊羹を羊羹舟に流し込みます



竹の皮で包みます。

竹の皮で包みます。



出来上がった羊羹は、一般的な羊羹よりも煉りが控えめなので、やわらかく風味が良いのが特徴。そして、日が経つと乾燥した表面に砂糖の結晶が出来るため、外側はシャリシャリで中はしっとり柔らかい…いわゆる小城羊羹ならではの口当たりが楽しめます。小城市には、現在も20数軒の羊羹店が存在し、原料や製法にこだわった『小城羊羹』を製造・販売しています。

村岡総本舗 特製切り羊羹

村岡総本舗 特製切り羊羹



『村岡総本舗』は、1899(明治32)年の創業以来、羊羹を中心に作り続けている和菓子店。

村岡総本舗 ホームページ本店資料館

多種類の羊羹をそろえる中、最も人気があるのは、伝統的な製法による『小城羊羹 特製切り羊羹』です。味わいは『小倉』『紅煉』『本煉』『きびざとう』『抹茶』(各800円)と『青えんどう』(900円)の6種類。また、小城市が桜の名所であることから生まれた『櫻羊羹』(1620円)も好評です。昔ながらの方法で作られた羊羹は、銀色のラミネート紙に流し込んで作られた一般的な羊羹に比べ、日持ちがしないのでご注意を。

村岡総本舗 特製切り羊羹6種

村岡総本舗 特製切り羊羹6種



村岡総本舗の本店に隣接して『羊羹資料館』があります。1941(昭和16)年に建てられた煉瓦造りの洋館である砂糖蔵を改装し、1984(昭和59)年に開設した施設で、1階は休憩所、2階は羊羹の歴史を学べる資料室になっています。開館時間は午後8時~午後5時、入館は無料。『特製切り羊羹』の試食や、抹茶のサービスもあり、『羊羹のまち・小城』のおもてなしの心に触れられます。

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詳細情報

名称 村岡総本舗(本店)
住所 佐賀県小城市小城町861
電話 0952-72-2131
営業時間 午前8時~午後8時
駐車場 10台
アクセス 長崎自動車道 佐賀大和ICから県道48号経由で7km(約15分)/JR唐津線の小城駅から車で約5分
ホームページ https://www.muraokasohonpo.co.jp/
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