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照葉大吊橋

2016年1月29日更新

照葉大吊橋(てるはおおつりばし)は、綾町の本庄川に架かる歩道大吊橋で、周囲には日本最大級の照葉樹林帯が広がっています。日本では貴重な照葉樹林帯が九州中央山地国定公園に指定された後の1984(昭和59)年3月に、「観光のためのモニュメントというだけではなく、照葉樹林文化の源である森を普段見られない視点から見てもらい、自然生態系のすばらしさを感じてもらおう」という思いを込めて架橋されました。
当時は「日本一高い歩道大吊橋」(高さ142.0m)でしたが、2006年に大分県九重町の九重"夢"大吊橋(高さ173.0m)に抜かれて日本で2番目に高い歩道大吊橋となっています。
その後、老朽化が進んだため、2010年10月より架け替え工事を行い、2011年10月に再び開通しました。この工事では、橋の規模は以前と同じですが、足場の一部を網状にして下を見通せるようにしたため、橋上でのスリル感はぐんとアップしています。
県道26号線から駐車場に行き、入場料を払って進みます。大吊橋手前には、綾の照葉樹林に関する資料などを展示した照葉樹林文化館があります。橋を進んで行くと、眺めは360度見わたす限りの照葉樹の山々。そして足元のはるか下を清流が流れています。「まるで宙に浮いている」ような感覚を体験できます。橋の対岸には約2kmの遊歩道があり、森林浴を楽しめます。

峡谷から見上げる照葉大吊橋

峡谷から見上げる照葉大吊橋



本庄川に架かる照葉大吊橋

本庄川に架かる照葉大吊橋



歩行者の目線で吊橋に立つ(足場の一部が網状になり、下が見える)

歩行者の目線で吊橋に立つ(足場の一部が網状になり、下が見える)



照葉樹林文化館

照葉樹林文化館


詳細情報

名称 照葉大吊橋
住所 宮崎県東諸県郡綾町大字南俣5691-1
電話番号 0985-77-2055(綾照葉大吊橋料金所)
入場料(通行料) 小学生以上300円
営業時間 (4~9月)8:30~18:00、(10月~3月)8:30~17:00
※年中無休
その他 形式:単径間2ヒンジ無補剛吊橋
長さ:250m
巾:1.2m
高さ:142m
設計荷重:60t

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