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近畿(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)
2017年7月25日更新
京都を代表する名産品のひとつに、『お茶』があります。鎌倉時代に、臨済宗の開祖・栄西が宋から持ちかえったお茶の種を、京都の栂尾(とがのお)にある高山寺の明恵上人に送ったと言われています。お茶の効能を栄西から聞いた明恵上人の勧めによって、京都山城地域でお茶(宇治茶)の栽培が普及しました。足利義満が宇治茶に特別の庇護を与えたことなどから、宇治茶はお茶のブランドとして知られるようになったのです。
そうした伝統を持つ京都には、お茶の老舗がいくつも存在します。その一つである『一保堂茶舖(いっぽどうちゃほ)』。その創業は、1717(享保2)年にさかのぼり、300年の歴史を有しています。屋号は1846(弘化3)年に山階宮家から賜ったもので、「茶一つを保つ」という意味があるとのこと。
一保堂は、東京とニューヨークにも店舗を構えていますが、本店は京都・寺町通りに面して建っています。扱うお茶は、穏やかな香りと上品な甘み、まろやかな味わいが特徴の京銘茶です。それらの原料茶葉を仕入れ、時を超えて受け継がれてきたブレンド技術(合組[ごうぐみ]=数種類のお茶を組み合わせて、一つの銘柄の味に仕立て上げること)によって一つ一つ個性ある銘柄に仕上げ、販売しているのです。オリジナルの銘柄は、抹茶、玉露、煎茶、番茶などで計40銘柄にもなります。その中から自分の好みやライフスタイルにあった銘柄を選ぶ・・・これは、京都の老舗だからこその楽しい体験であると言えるでしょう。
煎茶嘉木(中缶)
穏やかな渋みと共に感じられる甘みが印象的な煎茶
ティーバッグ30
おいしさを手軽に楽しむならティーバッグ
玉露、煎茶、ほうじ茶各10袋ずつの詰め合わせです。
ちょっとした手土産にも便利です。
1回分袋(本店・丸の内店限定、 玉露は3種類「天下一」「一保園」「甘露」、煎茶は2種類「嘉木」「薫風」)。上級銘柄の急須1回分袋(10g入り)は本格的な味わいを試したり、お土産にするのに便利で大変人気です。
テイクアウトカップ
名称 | 一保堂茶舖 京都本店 |
---|---|
住所 | 京都府京都市中京区寺町通二条上ル |
電話番号 | 075-211-3421 |
営業時間 | 午前9時~午後6時、喫茶室嘉木:午前10時~午後6時(LO午後5時30分) |
休業日 | 休まず営業(正月を除く、喫茶室嘉木は年末年始休み) |
アクセス | 地下鉄東西線「京都市役所前」駅 11番出口 徒歩5分 |
駐車場 | 有 |
ホームページ | http://www.ippodo-tea.co.jp/index.html |
店舗 | 東京丸の内店:http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/marunouchi-tokyo.html Ippodo New York:http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/ny.html |
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