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『東洋のナイアガラ』と呼ばれる、群馬県沼田市にある『吹割の滝』は、川面に入って滝の上から流れ落ちる滝の様を観ることができる!!

2020年9月10日更新

『吹割(ふきわれ)の滝』は、群馬県沼田市の吹割渓谷にある名瀑です。国の天然記念物であり、『日本の滝百選』の一つにも選ばれています。川床の岩盤を割くようにして水が流れ出していることから、この名が付けられました。高さ7メートル、幅30メートルに及ぶダイナミックな滝で、その様子から『東洋のナイアガラ』とも呼ばれています。



 

この『吹割の滝』の観光体験を希有なものにしているのは、その見学位置。『吹割の滝』は川面に入って、滝の上から流れ落ちる滝の様を観ることができるのです。「見上げる滝」ではなく、「見下ろす滝」というのは、全国を探しても珍しいはず。まさに、ここにしかない滝体験と言えるでしょう(※滝の上は危険な場所でもありますので、見学にあたっては十分に気をつけてください)。





『吹割の滝』は、900万年前の火山噴火による火砕流が固まった岩(溶結凝灰岩/ようけつぎょうかいがん)が、水に浸食されて出来上がったもので、1万年もの年月をかけ、現在の姿になりました。



吹割渓谷には、一周約2キロメートルの遊歩道が整備されていて、『吹割の滝』まで安全に行くことができます。また、その道中には、いくつもの見どころがあります。



観音堂



吹割渓谷の下流部に位置するのが、高さ15メートル、幅6メートルの『鱒飛(ますとび)の滝』。遡上してきた鱒がこの滝の段差を乗り越えようと飛び跳ねていたことが、名の由来です。鱒をその場に止めてしまうため、かつては『鱒止めの滝』と呼ばれていました。いずれにしても、鱒にとってかなりの難所だったというわけです。



遊歩道沿いには、大きく口を開けた鬼女のように見える岩壁『般若岩』があり、迫力満点。自然が作り上げた風景に圧倒されます。また、『吹割の滝』の近くにも獅子に似た『獅子岩』や、川底のくぼみにあった石が水の力で回転しながら岩を掘り下げることによりできた甌穴(おうけつ)など、さまざまな自然の造形が見られます。





ところで、『吹割の滝』には、滝壺が竜宮に通じているという伝説があります。村では祝い事のたび、滝壺にお願いの手紙を投げ入れて、竜宮から膳や椀を借りていましたが、ある時、一組だけ返し忘れてしまったのを機に、いくら頼んでも貸してもらえなくなったというもの。なお、返し忘れた膳椀は、『竜宮の椀』と呼ばれ、今も大切に保管されているそうです(公開はしていません)。

実際、白い水しぶきをあげて止めどなく流れ落ちる滝は、どこか神秘的。春には、雪解け水によって一層水量が増すため、さらに見応えがあります。また秋には紅葉の渓谷美を背景にしたフォトジェニックな姿も楽しめます。ぜひ一度、この名瀑を訪ね、「見下ろす滝」体験を楽しんでみてください。



詳細情報

名称 吹割の滝
住所 群馬県沼田市利根町追貝
電話 0278-25-8555(沼田市観光協会)※午前9時~午後5時(12月~2月は午後4時まで)
公開 12月中旬~3月下旬は冬季閉鎖。遊歩道は夜間通行止め
駐車場 吹割大橋手前信号の右側に無料駐車場(約10台)あり。利根支所前駐車場も駐車可。
滝に近い駐車場は民間のドライブインの駐車場。有料・無料があるので、確認してから駐車してください。
アクセス 関越自動車道沼田ICから約25分
ホームページ https://www.numata-kankou.jp/fukiwarenotaki/index.html
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