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景勝を巡るハイキングに、温泉もGOOD!房総半島の奥座敷「養老渓谷」

2022年2月24日更新

千葉県の大多喜町から市原市へと流れている養老川。その上流に沿って形成されているのが、養老渓谷です。見どころが多くありますが、代表的観光スポットとして「養老八景」(観音橋・出世観音、弘文洞跡、懸崖境[けんがいきょう]、水月寺、粟又[あわまた]の滝、金神[こんじん]の滝、筒森もみじ谷、梅ヶ瀬渓谷)が挙げられます。

観音橋



水月寺



養老渓谷の奥に位置する「粟又の滝」(別称:養老の滝)は、養老渓谷を代表するスポットです。滑滝(なめたき/岩肌を滑るように水が流れ落ちる形態)に分類され、規模は落差30メートル、全長100メートルにもなります。緩やかな傾斜を水が流れ落ちる様は、壮大かつ優雅で見る人を魅了します。

粟又の滝



冬季の粟又の滝周辺



中瀬遊歩道を歩いて行くと出合えるのが「弘文洞跡(こうぶんどうあと)」。養老川の支流・蕪来川(かぶらいがわ)を川廻し(蛇行した河川を人工的に短絡させて農地に転用する工法、あるいはその工事でできた地形)した際に作られた隧道の跡で、現在は頭頂部が崩壊して抜けています。養老八景の中でも景観に優れていて、人気のある場所です。

「筒森もみじ谷」は、その名のとおり、紅葉の美しい場所。例年12月初旬まで色鮮やかな紅葉を見ることができます。

もみじ谷



また、「梅ケ瀬渓谷」も紅葉の名所として知られています。養老川の支流・梅ケ瀬川の浸食によって出来た長さ80メートルの渓谷で、両岸には高さ30~50メートルの崖が続いていて見応えがあります。

養老渓谷には、ハイキングコースも設けられており、クルマを駐車場に停めて徒歩で巡りながら景観を楽しむこともできます。その一つが、全長約3.5キロメートルの「滝めぐりコース」。粟又の滝をはじめ、落差8メートルの「千代の滝」や、「幻の滝」とも呼ばれている「小沢又(こざわまた)の滝」など、5つの滝を巡ります。なお、小沢又の滝は私有地にあるため、見学料200円が必要です。

旅館や民宿などが立ち並ぶ「養老渓谷温泉郷」は、房総半島でも人気の癒やしエリア。温泉はもちろん、海や山、川の幸に恵まれた土地のため、食事も自慢です。食事のみ、入浴のみの利用ができる宿もあります。



今度の休日には、渓谷を散策してリフレッシュしませんか。たとえ歩き疲れてしまっても、温泉に入って休めば元気回復です。

詳細情報

名称 養老渓谷
住所 千葉県夷隅郡大多喜町粟又
電話 養老渓谷観光協会:0436‐96‐0055
駐車場 37台(1回500円)
アクセス 首都圏中央連絡自動車道市原鶴舞ICから約40分、木更津東ICから約50分
ホームページ http://www.youroukeikoku.com/
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