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北海道

深さ-8.1mのフロア「海底階」の観察窓からオホーツク海の中を覗ける!紋別港の東端、海に突き出した防波堤の先にある、世界初の氷海展望塔『オホーツクタワー』

2018年6月12日更新

北半球における凍る海の南限、オホーツク海。オホーツク海の北海道沿は、冬期に流氷で覆われますが、この風景はかなりレアなものといえるでしょう。

オホーツクタワー8
そのオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置する紋別港、第3防波堤先端(海岸から約1キロ沖)に、氷海展望塔『オホーツクタワー』があります。

オホーツクタワー 外観2

オープンした1996(平成8)年当時、このような氷海展望塔は世界初の施設でした。観光施設と研究観測施設の両面を併せ持った施設で、高さは海上38.5メートル、海中8.1メートルです。

オホーツクタワー 外観1
ここでは、凍てついた冬の海の中を覗くことができるだけでなく、春から秋にも豊かな漁場であるオホーツク海のさまざまな表情を見ることができます。

海上の施設は、日の出の写真を集めたギャラリーや連絡橋、売店などがある1階、流氷の旅の映像やオホーツクシアターのある2階、360度の景色を楽しめる3階展望室から構成されています。展望室からは、天気がよくて空気が澄んだ日には遠く知床連山まで見通せ、また日没時の夕陽は感動モノとのこと。それから、 春と秋に蜃気楼、秋と冬には(運がよければ)海面にアザラシやカモ類・ワシ類などを見ることができます。

1階

1階



2階

2階



3階

3階



海底階は、海面下約8メートルのフロアが、アクアリウムになっています。大小18の展示水槽があり、オオカミウオ・クリオネ・フウセンウオなど、オホーツク海で見られる魚介類を見ることができます。

海底階

海底階



直径23mのドーナツ状のフロアの周囲にオホーツクの海をのぞき見できる観察窓が16枚配置されています。オホーツク海に生息する魚たちやイカやタコかカニ、あるいはヒトデやナマコ・・・たまにはアザラシなどを、この観察窓を通してみることができます。

また、夏期の夜間営業では、照明に集まる自然の魚が観察できるという・・・絶好の機会がありますので、お楽しみに!

オホーツクタワー 夏夜間

観察窓(夏夜間)

観察窓(夏夜間)



飲食施設は、3階に喫茶コーナー『流氷CAFE』があります。営業時間は、午前11時から午後2時(営業時間は変更になる場合あり)。オホーツク海を見渡しながら、コーヒーやジュース、軽食でくつろげます。
お土産のショッピングは、1階の売店『流氷SHOP』(営業時間:午前11時から午後4時30分)、ごまちゃんのぬいぐるみ(620円~)などがあります。

紋別港は、アザラシだけを飼育している国内唯一施設『とっかりセンター ごまちゃんランド』、流氷をテーマにした道立の博物館『オホーツク流氷科学センター【ギザ】』、冬は流氷の海を、夏はオホーツクブルーの大海原をクルーズする『ガリンコ号Ⅱ』、ガリンコ号ステーションであるとともに、オホーツク海の流氷観測や氷海海洋科学の研究施設となっている『海洋交流館』などもあります。あわせて、楽しんではいかがでしょう!

ごまちゃん

ごまちゃん



オホーツクタワー

オホーツクタワー6

詳細情報

名称 氷海展望塔 オホーツクタワー
住所 北海道紋別市海洋公園1番地 海洋交流館内
電話番号 0158-24-8000
開館時間 午前10時~午後5時 (最終入館は午後4時30分) ※夏季夜間特別営業あり ※1月1日の営業は午前6時30分~午前10時
休館日 12月29日~31日、1月2日~3日
料金 中学生以上の大人:800円、小学生400円 幼児無料 ※団体料金あり ※障がい者割引あり
アクセス 【車】紋別まで:稚内から214キロ(3時間50分)、網走から116キロ(2時間10分)、帯広から238キロ(4時間30分)、旭川から142キロ(2時間20分)、札幌から274キロ(4時間)※時間は想定
駐車場 400台(無料)
ホームページ http://www.o-tower.jp/
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