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中京(静岡、愛知、岐阜、三重)
2016年3月4日更新
飛騨地域にはおいしい料理がたくさんありますが、郷土料理として地元の人たちに親しまれているのが「漬物ステーキ」です。飛騨の冬に無くてはならない食べ物です。
飛騨地方では、冬の貴重な食料として漬物を食してきました。けれども、厳しい寒さのためにその漬物も凍りついてしまいます。漬物を炒めるという調理法は、凍った漬物をとかして水気を絞った「きり漬」を、少しでもおいしく食べるために囲炉裏で朴葉に載せて焼き、卵でとじるという調理法が普及したとも、春になって酸味の出た「きり漬」の古漬けをむだなく食べるために炒めて食べたのが始まり、とも言われています。今では、どこの家庭でも、冬には漬物をフライパンで炒め、卵を加えておかずにするようになりました。熟成した漬物は乳酸菌が豊富なので、健康にも良いメニューなのです。
また、居酒屋のメニューとしても取り入れられ、「漬けステ」の名で親しまれています。
漬物ステーキの作り方
1) 白菜の切漬けの水気をしぼります。
※かぶらが入っているとなおOK
2)フライパンに多めの油を引き、白菜の切漬けを炒めます。
※サラダ油のほか、バターを用いたり、ごま油を加えたり、様々です。
3)焼き色がついたところで、醤油などで味をととのえます。
4)炒めた白菜の切漬けを真ん中に寄せ、とき卵を加え、半熟状態で火をとめます。
5)お好みで、鰹節、紅しょうが、七味唐辛子などをふります。
参考ホームページ | 飛騨市公式観光サイト『飛騨の旅』(定番の家庭料理、漬物ステーキ) http://www.hida-kankou.jp/gourmet/31/article/ |
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