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「これが砂なのか!」とびっくり!世界で唯一「砂」を素材にした砂像を展示する烏取砂丘の『砂の美術館』

2018年5月15日更新

鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる『烏取砂丘』。その広さは南北2.4キロメートル、東西キロメートルにもなります。日本三大砂丘の1つで、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、1955(昭和30)年に国の天然記念物に、2007(平成19)年に日本の地質百選に選定されました。

鳥取砂丘

鳥取砂丘



この鳥取砂丘の一角に、世界で唯一「砂」を素材にした彫刻作品(砂像)を展示する『砂の美術館』があります。

砂の美術館

砂の美術館



『砂の美術館』を総合プロデュースするのは、砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦(ちゃえん かつひこ)さん。茶圓さんを中心に、「自然の造形美である鳥取砂丘に人の力で新たな造形美を創り出し、この地を訪れる人に今までにない感動と感激を与えたい」という思いが具体化し、砂像を展示する『砂の美術館』が誕生したのは2006年11月18日のこと(当初は仮設テントでの展示でしたが、2012年4月に屋内施設の美術館としてグランドオープン)。以来、毎年海外各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像を展示しています。

茶園 勝彦さん

茶園 勝彦さん



この「毎年テーマを変えて展示する砂像を作成し、公開する」というイベント的な運営が、この美術館のスタイルです。会期が終われば、砂像はもとの砂にかえされます。つまり、作品は会期中しか存在しない・・・その宿命に儚さ、美しさ、あるいは輪廻や万物流転の物語性をも感じることができます。

彫刻家集合写真(第11期)

彫刻家集合写真(第11期)



テーマは、「砂で世界旅行」を基本コンセプトとしており、開設からのテーマは次の通りです。
【仮設テントでの展示】第1期展示「イタリア・ルネサンス」、第2期展示「世界遺産・アジア編」、第3期展示「砂で世界旅行・オーストリア編」、第4期展示「砂で世界旅行・アフリカ」

 第1期 サンピエトロ大聖堂

第1期 サンピエトロ大聖堂



【屋内施設での展示】第5期展示「砂で世界旅行・イギリス編」、第6期展示「砂で世界旅行・東南アジア編」、第7期展示「砂で世界旅行・ロシア編」、第8期展示「砂で世界旅行・ドイツ編」、第9期展示「砂で世界旅行・南米編」、第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編」

第8期

第8期 ドイツ編



第9期 空中都市マチュピチュ

第9期 空中都市マチュピチュ



第10期 アメリカ編

第10期 アメリカ編



そして、2018年4月14日~2019年1月6日を会期として、第11期展示「砂で世界旅行・北欧編」が公開されます。

第11期

第11期 北欧編



第11期 北欧神話

第11期 北欧神話



第 11期 メイン砂像

第 11期 メイン砂像



毎回、「その回のテーマである世界の場所をどのような砂像によって表現するのか」という楽しみがあり、世界からやってきたプロの砂像彫刻家たちによる、細部まで丁寧に彫刻された砂像の芸術性にも目を見張るものがあります。
また、日没後には砂像がライトアップされ、昼間とはまた異なる陰影を宿します。これもまた、印象深い姿として評判です。

詳細情報

名称 砂の美術館
住所 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
電話番号 0857-20-2231
開館時間 平日および日曜日:午前9時~午後6時 (最終入場は午後5時30分)、土曜日:午前9時~午後8時 (最終入場は午後7時30分)
休館日 会期中は無休
入場料 一般600円、小・中・高校生300円、小学生未満無料 ※団体料金設定あり
アクセス 【車】鳥取自動車道 鳥取ICより車で約20分。(中国自動車道 佐用JCT~鳥取自動車道 鳥取ICは約1時間)【電車・バス】JR鳥取駅より日交・日ノ丸バス鳥取砂丘行きに乗車、砂の美術館前停留所下車すぐ
駐車場 メインゲート側駐車場:一般車両用30台・大型バス用4台、サブゲート側駐車場:一般車両用180台・大型バス用4台 ※サブゲート側駐車場は、特別な夜間イベント等の期間以外は17時に終了 ※いずれも駐車料は無料
ホームページ http://www.sand-museum.jp/

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