市街地の中心地に出現した新しいタイプの道の駅として話題満載！『道の駅びんご府中(ふちゅう)』

2017年4月25日更新

広島県の南東部に位置する府中市(ふちゅうし)で、新しいタイプの道の駅開発が行われ、2016年10月22日に『道の駅びんご府中(ふちゅう)』が誕生しました。

びんご府中_①外観
どのような点が新しい開発だったかというと、まずロケーションが市街地の中心地域にあるショッピングセンターに隣接した開発用地（青果市場跡地）であるということです。広い駐車場などを必要とする道の駅の設置は、用地確保が容易な郊外が主でしたが、そこに一石を投じる都市型の道の駅開発を行ったのです。ここにはバスターミナルも同時に開発され、さまざまな交通の拠点として、集客が図られています。
また、府中市は木工の町として知られていますが、道の駅の施設内では、椅子やテーブルなどに地元の木工会社の製品を使い、会社名がわかるようにプレートを置くことで、木工製品のショールーム的な効果も期待しています。その他、木工製品・繊維製品・お菓子などを販売するアンテナショップもあります。従来、道の駅の主要な商材といえば、農産品・水産品が主流でしたが、『道の駅びんご府中』ではより幅広い産品のＰＲや販売に道の駅を活用していくという試みがなされているのです。

レストラン

キッズスペース

施設構成は、レストラン、アンテナショップ、産直市場、情報コーナー、交流テラスからなっています。
レストランは、並べられた料理から利用者が好きなものを好きなだけ自由に選んでいくカフェテリアスタイル。料理は、地元特産の府中味噌や地元野菜を使った料理がメインです。このレストランには前述したように市内の木工会社4社のテーブルと椅子が使われています。
アンテナショップでは、木工のほか繊維や味噌、お菓子など府中市の地元企業の商品が販売されています。

産直市場

産直市場は広さ約110㎡で、野菜、果物、こんにゃく、漬物など地元農家が生産した農産品を中心に、加工品なども販売しています。地元米の『恋の予感』『こしひかり』『あきさかり』の3銘柄の玄米を並べ、量り売りも行っています（店頭での精米サービスも行っています）。

米の量り売り

アンテナショップのオススメは、府中味噌を使ったドーナツの『みそド』。みその風味がしっかりと感じられる『こいみそド』やさっぱり味の『みそドれもん』など5種類の味が楽しめます。また、地元味噌メーカーが造る「ゆずみそ」がトッピングされた『ゆずみそ～すソフトクリーム』も人気です。

みそド

ゆずみそ～す

味噌汁

府中辛みそつけ麺

詳細情報

名称	道の駅びんご府中
住所	広島県府中市府川町230番地1
電話番号	0847-54-2300
営業時間	アンテナショップ：午前9時～午後5時、産直市場：午前9時～午後3時、レストラン：午前11時～午後5時（ラストオーダー午後3時）、交流テラス：午前9時～午後6時
休館日	水曜日（祝日を除く）、年末年始
アクセス	①尾道道尾道北ICから車で約15分、②山陽道福山西ICから車で約25分、③国道2号線今津町東大橋東詰信号から車で約20分
駐車場	38台（大型5台、普通30台、身障者用3台）
ホームページ(フェイスブック）	https://www.facebook.com/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E3%81%B3%E3%82%93%E3%81%94%E5%BA%9C%E4%B8%AD-1219558084783102/