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クルマのトラブル「もしも」マニュアル
2019年3月26日更新
Iさんは、洪水で高架下の道路がプール状態となっているところにあえて突っ込み、愛車を水没させてしまいました。前編では主に脱出方法について紹介したわけですが、この後編では車両保険が適用されるのか否か、そして、適用されるとしたら、それはどんな内容になるかなどについて述べていきます。
一般もエコノミーも
洪水による損害を補償
まず車両保険が適用されるか否かについて。
Iさんが、もしわざと「クルマを水没させてやろう」と考えてプールに突っ込んだとしたら、それは犯罪なので、当然車両保険は適用されません。しかし、今回のケースでは、判断の誤りはあったにせよまったく悪意がないので、洪水による不慮の事故と見なされ、車両保険はしっかりと適用されます(よかったですね、Iさん)。
なお、洪水被害においては、一般条件タイプの車両保険はもちろん、料金の安いエコノミータイプでも補償が発生します。ある意味、クルマよりも命の心配を優先させ、迅速な脱出を促してくれる配慮といっていいのかもしれません。
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