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東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
2016年1月29日更新
喜多方市は、かつて「北方」と呼ばれ、江戸時代には新田開発や、定期市の保護育成政策により、在郷町として発展しました。それら在郷商人などの資産家によって、酒造などの醸造業が盛んとなり蔵も立てられるようになりました。そんな背景から、現在も4,200棟以上の蔵が残っている「蔵のまち」として有名です。
『喜多方蔵の里』は、そうした蔵づくりの文化を後世に伝えることを目的に設置されました。約4,500平方メートルの敷地内に、中庭を中心として店蔵、味噌蔵、穀物蔵、蔵座敷、郷頭曲り家等を配置、加えて福島県指定重要文化財に指定されている郷頭(ごうがしら)屋敷と肝煎(きもいり)屋敷の2棟の曲り家、造り酒屋の酒造蔵を配して、蔵や民家のある古き良き日本の風景を再現しています。各棟には個々の蔵の使い方や、喜多方地方の郷土資料などを展示しています。
また、事前(3日前まで)に申し込むと、会津なまりの蔵の里ガイドが施設を無料で案内してくれるというサービスがあります。グループや個人の旅行客もOKとのことですから、ぜひ申し込んではいかがでしょう。
肝煎屋敷 旧手代木家住宅(福島県指定重要文化財)
郷頭屋敷 旧外島家住宅(福島県指定重要文化財)
蔵の里全景
旧冠木家店蔵(入場受付、お土産販売を行っている)
民家で昔話を聞く
名称 | 喜多方蔵の里 |
---|---|
住所 | 福島県喜多方市押切2-109 |
アクセス | 公共交通 JR喜多方駅→徒歩20分経路検索 磐越道会津若松ICから国道121号経由20km30分 |
駐車場 | 普通自動車117台、大型バス可(喜多方プラザ駐車場) |
電話番号 | 0241-22-6592 (喜多方市ふるさと振興株式会社) |
営業時間 | 9~17時(最終受付16時30分) |
休み | 12月29日~1月1日 |
入館料 | 一般・大学生400円 小・中・高生200 円 |
ホームページ | http://www.furusatosinkou.co.jp/sato/ |
備考 | 蔵の里ガイド案内係の事前申し込みは、ホームページにある「事前申込み書様式」をダウンロードして記入し、FAX(0241-22-6594)してください。 |
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