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タルタルソースがかかったチキン南蛮の元祖はここ!「味のおぐらチェーン おぐら本店・瀬頭店」

2023年4月11日更新

「チキン南蛮」といえば、今では宮崎県を代表する料理として全国に知られる存在です。そのチキン南蛮の始まりは、延岡市の洋食店「ロンドン」で作られた賄い料理「鶏から揚げ甘酢漬け」だと言われています。今では、チキン南蛮はタルタルソースがかかったものというイメージがありますが、当時の賄いは甘酢ダレのみで味付けされていました。今も、宮崎県内には、タルタルソースを使わずにチキン南蛮を提供するお店があります。



チキン南蛮にタルタルソースを合わせることを考案したのは、宮崎市にあるファミリーレストラン「味のおぐらチェーン」の創業者・甲斐義光さんです。甲斐さんは、チキン南蛮発祥店とされる「ロンドン」で働いた経験の持ち主。そこで知った、鶏から揚げの甘酢漬けをベースに新しいメニューを開発しようと試行錯誤した結果、タルタルソースのアイデアを思いつき、1959(昭和34)年、自身の店で今のスタイルのチキン南蛮の提供を始めました。

「味のおぐらチェーン」の創業者・甲斐義光さん



 

おぐら本店



現在、宮崎市内では「味のおぐらチェーン おぐら本店」と「おぐら瀬頭(せがしら)店」の2店が営業しています。

おぐら本店は宮崎市街にあり、宮崎駅(西口)から徒歩で15分ほどの路地に「昭和の洋食屋さん」のたたずまいで営業しています。

クルマで出かけて利用しやすいのは、駐車場のある瀬頭店でしょう。

おぐら瀬頭店

おぐら瀬頭店



両店の看板メニューは、もちろん、「おぐらのチキン南蛮」(ライス付、1200円、税込、以下同様)。揚げた鶏のむね肉に甘酢が絡められ、そこにタルタルソースがたっぷり掛かっています。自家製甘酢は、酢にタマネギやショウガ、ニンニクを加え、さらに砂糖を加えた濃い味が特徴。タルタルソースも、独自の製法で毎日手作りしています。



「おぐら本店」「おぐら瀬頭店」とも、チキン南蛮のほか、カレーライスやトンカツなどメニューは豊富。それぞれの店の限定メニューとしては、瀬頭店にはチキン南蛮・エビフライ・ハンバーグがセットになった「ランチ」(ライス付、1500円 ※名称は「ランチ」でも昼・夜問わず提供)や隠れた人気メニュー「チャンポン」(900円)、本店にはチキン南蛮とハンバーグが半分ずつ味わえる「ビジネスセット」(1200円)があります。

ランチ



ちゃんぽん



宮崎に旅したならば、タルタルソースがかかったあのチキン南蛮のルーツのお店を訪ね、元祖の味を堪能しようではありませんか!

詳細情報

名称 おぐら本店
住所 宮崎県宮崎市橘通東3丁目4-24
電話 0985-22-2296
営業時間 〈昼の部〉午前11時~午後3時(LO:午後2時30分)、〈夜の部〉午後5時~午後8時30分(LO:午後7時50分) ※食材が無くなり次第終了
休店日 12/31、1/1
駐車場 なし(近隣の有料駐車場を利用)
アクセス 宮崎道宮崎ICから約15分
ホームページ (両店共通)https://www.ogurachain.com/index.html 
(twitter)@ogura_nanban お知らせ等はこちらで発信しています
(facebook)https://ja-jp.facebook.com/nanban1ogura/
名称 おぐら瀬頭店
住所 宮崎県宮崎市瀬頭2丁目2-23
電話 0985-23-5301
営業時間 午前11時~午後9時(LO:午後8時) ※材料が無くなり次第終了
休店日 不定休
駐車場 35台
アクセス 宮崎道宮崎ICから約12~13分
駐車場 35台
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