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近畿(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)
2016年9月30日更新
日本列島の本州最南端の地と言えば、和歌山県の潮岬です。ここまで南下して来ると、その先は海。広大な太平洋です。ですから、潮岬からは丸い水平線を見ることができます。その昔、俳人の山口誓子はこの地で「太陽の出でゝ没るまで青岬」との句を残しています。
潮岬には、明治初期の江戸条約によって建設された8基の洋式灯台(条約灯台)の一つで、リチャード・ヘンリー・ブラントンが設計・建築指導した潮岬灯台があり、ここからの眺望もなかなかのものです。ちなみに、潮岬灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
ところで、さらに「丸い水平線」を見るのに打ってつけの場所が、潮岬観光タワーです。7階建ての円形ビルで、屋上が展望台になっており、ちじょう海抜100メートルの高さから「黒潮が流れる太平洋の大パノラマ」と「紀伊山地の山並み(天気が良ければ、那智山までも眺められる)」の眺望を楽しむことができます。眼下には3万坪の芝生ゾーンが広がっており、晴れた日には、芝生の緑と海と空の青、波と雲の白が力強い色彩美を感じさせてくれます。
眺望を満喫した後は、その土地ならではのグルメを味わいたいものです。潮岬観光タワーのレストランでは、串本沖で育てたクロマグロの赤身・中トロ・大トロを、刺身と串しゃぶしゃぶで味わうマグロ贅沢御膳のほか、話題の近大本マグロを使った近大マグロ丼や、豪快なマグロメガ天丼、地元の梅と真鯛をマッチングさせた紀州梅まだい丼など、紀州・潮岬ならではのメニューが揃っています。
本州最南端訪問証明書
タワーは有料ですが入場券はなく、その代わりに大人の入場者には、串本町観光協会が発行する本州最南端訪問証明書が配布されます。
串本マグロしゃぶしゃぶ御膳
串本マグロしゃぶしゃぶ御膳は、一の重(赤身)・二の重(中トロ)・三の重(大トロ)・四の重(野菜)と、マグロ寿司などマグロずくしのメニューです。昼御膳 2,800円(税込)
近大マグロ丼
マスコミで話題になった近畿大学水産研究所が養殖に成功した本マグロを使った近大マグロ丼 1,600円(税込)
名称 | 潮岬観光タワー |
---|---|
住所 | 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26 |
電話番号 | 0735-62-0810 |
営業時間 | 午前8時30分~午後4時30分(12月~2月は午前8時30分~午後4時) |
定休日 | 無休 |
料金 | 大人300円、中学生100円、小学生100円 |
アクセス | 大阪から紀勢自動車道「すさみ南IC」経由国道42号線利用で約3時間30分 |
ホームページ | http://www.kumakou.co.jp/tower/ |
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