“日本一かわいい道の駅”！大阪府の千早赤阪村でユニークな運営を展開する「道の駅ちはやあかさか」

観光情報を提供したり、特産物を販売したりと、地域の魅力の発信拠点となっている「道の駅」。全国には、たくさんの道の駅があり、それぞれが個性を放っています。

「道の駅ちはやあかさか」は、大阪府唯一の村・千早赤阪村にあります。1993（平成5）年、「道の駅」制度のスタート時に登録された103カ所のうちの一つで、2018（平成30）年のリニューアルを経て、現在に至っています。

「道の駅ちはやあかさか」は、“日本一かわいい道の駅”として有名です。昨今、温泉や宿泊施設、レジャー施設などが併設されている大規模な道の駅も多い中、“手作り”にこだわり、小さなスペースに、村の魅力が詰め込まれているのが特徴です。



直売所などが入るメインの建物は、廃材を利用してつくられていて、どこか懐かしさを感じる素朴な佇まい。売り場には、季節ごとに温州ミカンやイチゴ、シイタケ、ナスなどさまざまな農産物が並びます。100人を超える地元の生産者が採れたてを直接持ち込んでいるため、新鮮そのもの。農園名など作り手の名前がはっきり書かれていて安心感があるうえ、値段も良心的です。朝一番が最も商品が充実しているため、開店時間前にお客さんの行列ができることもあるようです。



ジャムや味噌、米粉ケーキ、地元の作家によるハンドメイド雑貨なども扱っています。



直売所の2階にある「村カフェ」では、地元産食材を使った食事やドリンク、スイーツなどを楽しむことができます。ランチメニューのイチオシは、「村まるごと！棚田カレー」（ドリンク付き／1100円、税込、以下同様）。6時間以上かけて炒めたタマネギの甘味と11種類のスパイスを効かせたカレーで、地元産の米で作った甘酒を隠し味として使用しています。こんもり盛られたライスは、千早赤阪村と奈良県御所市との境にそびえる「金剛山」をイメージ。添えられているサラダの野菜も地元産です。



シイタケ佃煮、おかか、梅干し、季節のお味噌、天日塩の具材の中から好きな具を2つ選べる「おむすびランチ」（味噌汁・総菜付き／750円）も人気。具材は、無添加の調味料で味付けされています。



旬の果物のおいしさを生かしたパフェや寒天ゼリーなども登場します。

他とは一味違う道の駅。さまざまなイベントも開催しているので、ぜひホームページでチェックを。

詳細情報

名称	道の駅ちはやあかさか
住所	大阪府南河内郡千早赤阪村二河原邊7
電話	0721-21-7557
営業時間	午前9時～午後5時
定休日	火曜日 ※祝日の場合は営業
駐車場	約80台
アクセス	京奈和自動車道御所南ICから約20分、阪神高速松原線三宅ICから約40分
ホームページ	https://chihaya-class.com/michinoeki-chihayaakasaka