100品種以上のユリをはじめ、年間を通してきれいな花が咲き誇る約8万㎡の広大な庭園。約１km展望回廊やフラワードームなど雨天の観光にも対応！『とっとり花回廊』

鳥取県南部町に、1999（平成11）年に開園した『とっとり花回廊』は、自然の地形や雑木林を活用して作られた、日本最大級のフラワーパークです。

季節や天候を問わず、メインフラワーのユリをはじめとする様々な花や植物を楽しめるため、一年を通して多くの人で賑わいます（園内に100品種以上のユリが育てられており、とくに5月から8月上旬には9万球ものユリが咲き誇ります）。





約8万㎡の広大な庭園は、丘一面に花々が咲き誇る『花の丘』や、霧状の噴水を備えた『霧の庭園』、春にはチューリップ、秋にはキバナコスモスで彩られる『ヨーロピアンガーデン』、90種類以上のハーブが見られる『ハーブガーデン』など、テーマを設けて美しく整備されています。







雨が降っていたら、『とっとり花回廊』の名前の由来でもある『展望回廊』（約１km）へ。屋根が付いているので、傘をささずにゆっくり歩きながら、庭園を一周することができます。



庭園の中心に建つのは、直径50ｍ・高さ21ｍのガラス温室『フラワードーム』。1000株を越える洋ランを中心に、熱帯・亜熱帯地域の植物が生い茂ります。







ドーム内には、鳥取県産の二十世紀梨のソフトクリーム（350円）の売店や、押し花を使ったキーホルダー作り（有料）などができる『華工房ブーケ』もあります（いずれも季節などにより営業時間が異なるため、詳しくはＨＰで確認を）。





東館は『ゆりの館』となっており、日本の野生ユリ全15品種を保有・展示する国内唯一の施設。内部は開花調整でユリを一年中展示しています。





飲食店は、定食や麺類などのメニューをそろえる『レストラン花かいろう』、地ビールや軽食が味わえる『ビアカフェ大山』、中華料理中心の『特産センター野の花』（駐車場横）があります。
『レストラン花かいろう』では、鳥取県産大山豚使用の『ロースカツ御膳』（1300円、税込、以下同様）、鳥取県南部町産『恩田さくら和牛』使用の『南部町産黒毛和牛カレー』（930円）、鳥取県産『大地のハーブ鶏』使用・第64回全国植樹祭記念の『グリーンカレー』（880円）などのオリジナルメニューが味わえます。（※料金は2019.2.10現在）





日中だけでなく、期間限定で開催される夜間の『ムーンライトフラワーガーデン』や、『フラワーイルミネーション』も見応えたっぷりです。











施設内はバリアフリー化されているうえ、入口ゲートでは車いすやベビーカーなどを無料で貸し出しています。また、園内の見どころを巡る『フラワートレイン』や『フラワーカート』（いずれも有料）も用意されているので便利です。

詳細情報

名称	とっとり花回廊
住所	鳥取県西伯郡南部町鶴田110
電話番号	0859－48－3030
入園料	4～11月：大人1000円・小中学生500円、12～3月：大人700円・小中学生350円、※夜間営業日の午後5時以降入園：大人700円・小中学生350円
開館時間	4～11月：午前9時～午後5時　※夜間営業日は午後9時まで、12・1月のイルミネーション開催日：午後1時～午後9時、イルミネーション開催後の1月～3月：午前9時～午後4時30分、※いずれも入園は閉園の30分前まで
休園日	4～6月・9～11月は無休、7・8月・12～3月：火曜日（ただし、開園の場合あり）
駐車場	乗用車2000台、大型バス40台
アクセス	米子自動車道 溝口ICより約10分、大山高原スマートIC（ETC搭載車専用）より約10分、米子ICより約20分
ホームページ	http://www.tottorihanakairou.or.jp/