ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

日本EVクラブ 試乗会ルポ (後編)別次元のレスポンスのよさを体感しよう!

2019年6月27日更新

後編TOP_web

前編に続いて、6月25日(日)に東京の日本科学未来館で開催された、日本EVクラブ主催の『最新EV・PHV試乗&セミナー』について、後編では試乗を中心にレポートする。

最新のEV・PHV6台を一気に試乗

『最新EV・PHV試乗&セミナー』の後半(PM1:40~16:30)では、EVとPHVならびにPHEVの試乗会と、試乗の順番を待つ人たちのための座学「(EV・PHEV)何でもQ&A」が行われた。

試乗会で用意されたクルマは、三菱アウトランダーPHEV、日産ノートe-power、日産リーフ、トヨタプリウスPHV、BMW X5 xDrive40e、VWパサート-GTEの計6台。参加者たちは、これらすべてのクルマに順繰りに乗り、会場となった日本科学未来館の周辺道路を駆け巡った。

しかも、各試乗車には、各メーカーの担当者や、斎藤慎輔氏、まるも亜希子氏、諸星陽一氏といった日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務めるジャーナリストたちが助手席に同乗。参加者のEV経験や運転レベルに合わせたドライブレッスンも同時に行われた。

ドライブレッスンを担当したジャーナリスト斎藤慎輔氏、まるも亜希子氏、諸星陽一氏

ドライブレッスンを担当したジャーナリスト斎藤慎輔氏、まるも亜希子氏、諸星陽一氏



EV・PHEVだと運転上手になれる!?

今回、試乗した人たちのほとんどはリピーターだったのだが、一人、会にはじめて参加し、EVとPHVならびにPHEVをはじめて運転したという初老の男性がいたので、話を聞いてみた。

◎参加のきっかけは?

「最近、EVやPHEVが話題になってきているので、どんなクルマなのか確かめてみたかった。
試乗するとしたら近くのディーラーで試乗するのが一番カンタンなわけですけど、買う予定もないのに試乗するのはなんとなく申し訳ない気がして、なかなか踏み切れないままでいました。
そんななか、インターネットでこの試乗会のことを知って、『あ、これなら気兼ねなく試乗ができるな』と思い、即、参加することにしたんです」

◎はじめてのEVとPHEV、いかがでしたか?

「いやあ、すごかったです。午前中にみなさんの話を聞いていたとおり、アクセルを踏んだら瞬時に加速してくれたし、ハンドリングも軽快でキビキビと走ってくれた。ガソリンエンジン車でときどき感じていた、もたつき感というものがまったくなかった。とにかく、運転するのがとても楽しかったです」

◎エンジン音がないことに関しては、どのような印象を?

「最初は、少し違和感というか、不安な気持ちが起こりました。『え、ほんとうにこのまま走るの?』という感じがして……。でも、何台か運転していくうちにすぐに慣れました。逆に、かすかに聞こえてくるモーターのキュイーンという未来的な音が、独自の走りの個性にマッチして、快感に思えるほどでした(笑)」

アウトランダーPHEVのコックピット

アウトランダーPHEVのコックピット



◎同乗したジャーナリストのみなさんからはどんな話が?

「始動のときや交差点を曲がるときなど、ポイントで、そのクルマ独自の操作や挙動についてのアドバイスがもらえました。おかげで、すごく安心して試乗ができました。
あと、運転しながら、まるも亜希子さんに『僕、あまり運転が上手なほうじゃないんですけど、EVとかPHEVだとなんだか運転がうまくなったような気がしますね』って話したところ、『私もジムカーナでそういう感覚をもったことがあります。立ち上がりがスムースなことと、重いバッテリーがクルマの下に置かれていて低重心で安定感があることが、そういう感覚をもたらすんでしょうね』という答えをいただまして、『ああ、なるほどなあ』って、EVに対する深い理解ができたように思いました」

◎今後、もしクルマを購入するとしたら?

「たった1度の試乗でいうのはどうかとは思うんですけど、EVかPHEVになることはまちがいないでしょうね(笑)」

試乗会の模様

試乗会の模様



EVの魅力は乗らなきゃわからない

会のプログラムがすべて終了したあと、舘内代表に、こんな質問をぶつけてみた。

Q:世の中には、EVそしてPHEVはガソリンエンジン車のような味(個性)がなくて楽しめないんじゃないかという意見もあるようですが、そのあたりはどうお考えですか?

「たしかに、そういう側面はあります。でもですね、EVのスピード感、レスポンスのよさには、その不満を一瞬にかき消すほどの魅力があるんですよ。
僕はもともとレース界の育ちなんですけど、レーシングドライバーがよくいってます、『オレの右足よりもモーターのレスポンスのほうが速い感覚がある』って(笑)。で、『いいプログラミングができたEVでサーキットのコーナーを攻めると涙がでるくらい感動する』とも。
だから、まずは実際に乗って、そのすごさを堪能してほしい。不満をいうのはそれからです。ちなみに、ガソリンエンジン車にあった乗り味とか個性とかは、今後、EVやPHEVが普及していき、進化していくなかで、またちがった形で生まれていくんじゃないでしょうか。それはそれでたぶん相当に楽しいものになるような気がしますね」

なお、日本EVクラブは、きたる9月3~4日に長野県・白馬村で『e-ドライブレッスン付きEV&プラグインハイブリッド車試乗会(9月2~3日に開催される『ジャパンEVラリー白馬 2017』と連動した試乗会)』を開催するほか、12月には東京・日本未来科学館で年内最後となる『最新EV・PHEV試乗&セミナー』を開催することとなっている。参加方法については、日本EVクラブのホームページでご確認を!(文:みらいのくるま取材班)

後編_ラストイメージ_web

日本EVクラブ 試乗会ルポ

(前編)環境によくて運転が楽しいクルマを選ぼう!

(後編)別次元のレスポンスのよさを体感しよう!

  • ロータスカードWeb入会
  • ロータスカードWeb入会

あわせて読みたい

  • 日本EVクラブ『SDGs Urban Electric Four-Wheeled Ice Sports』プレゼンテーションイベント  ルポ③ 老若男女が楽しめるピースフルなモータースポーツの今後に期待大!

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    日本EVクラブ『SDGs Urban E…

    津々見友彦さんのインプレッション「低速のF1マシンみたいで面白い」さて、ルポの締めくくりに『SDGsUrbanElectricFour-Wheeled…

    2019.08.06更新

  • 日本EVクラブ主催『第24回 日本EVフェスティバル』ルポ② 小っちゃくて静かなのに迫力満点のレース!

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    日本EVクラブ主催『第24回 日本EVフ…

    ここからは、フェスティバルで行われた各レースの模様をルポする。午前中に実施された電気カート(ElectricRacingKart=ERK)のレースや市販E…

    2018.11.22更新

  • 「東京モーターショー2019」レポート(3) スズキはいつかきっとリーズナブルな電動車を国内で発売する!

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    「東京モーターショー2019」レポート(…

    ロータスクラブと提携しているスズキは2020年に100周年を迎える。それを意識してか、今回の東京モーターショーのブースは、前回のよりも華やいだ演出がなされていた…

    2019.11.07更新

  • 日本EVクラブ『SDGs Urban Electric Four-Wheeled Ice Sports』プレゼンテーションイベント ルポ① 電気レーシングカートによる氷上スポーツがいずれはオリパラ競技に!?

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    日本EVクラブ『SDGs Urban E…

    人はこれまでにない新しいものに出会うと瞬時に好奇心を抱くと言われているが、本当のところはそうじゃない。そうなる前に戸惑いのようなものが先に立ち、「これはいったい…

    2019.08.06更新

  • 「トラック隊列走行実証実験」ルポ~トラックの自動運転はなにをもたらすのか?(前編)

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    「トラック隊列走行実証実験」ルポ~トラッ…

    CACCで繋がったトラック隊列が極端に短い車間で新東名を走った!「あと1分ほどでトラックがやってきます!」寒風吹きすさぶ跨道橋で待機していた報道陣は、その…

    2018.02.14更新

  • BookReview⑭『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』‐MaaSが導入されれば、みんながフェラーリに乗れるかも?

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    BookReview⑭『MaaS モビリ…

    スマホのアプリではじまる移動のための便利なサービス『MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)』とは、いったい何か?この本に書かれていることを元にして、で…

    2019.04.09更新

< 前のページへ戻る