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みらいのくるまの「ただいまのところ」情報
2021年3月18日更新
前回に引き続き、燃料電池自動車についての授業。前編はいいとこばかりをピックアップしたが、後編ではあえてデメリットなどについても言及する。本当の普及を願うが故に。
【安全】時速80キロで衝突しても水素タンクは大丈夫!?
水素が燃えやすい物質であることは、誰もがよく知っている。だから「タンクの水素が車内に漏れたらあぶないんじゃないか?」「事故を起こしたら、衝撃で水素タンクが爆発するんじゃないか?」などと心配する声があがる。
しかし、メーカー側の発表などを目にすると、あまり心配する必要はなさそうだ。当たり前だが、基本的に水素が漏れない設計となっている。万が一漏れたとしても、それを検知したらタンクのバルブを遮断するシステムが導入されている。同時に、漏れた水素が外に拡散しやすい車体構造となっている。
事故のときも同様で、たとえばMIRAIの場合は時速80キロで正面衝突してボディが大破したとしても、タンクは変形しないように造られている。さらに、クルマが燃えて炎に包まれたとしても、タンクについた弁(溶栓弁)が熱で溶けて水素を放出する設計になっており、その場合、噴出する水素に火はつきはしても、タンクが爆発することはないらしい。
MIRAIの高圧水素タンクの構造
東京モーターショー2015に展示されたトヨタの燃料電池自動車のコンセプトカーFCV PLUS
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