ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」
タウン・ギャラリー<今月のアーティスト>
2017年3月27日更新
「タウン・ギャラリー」では、キュレーターの独自の視点で選んだアートを連載で展示しています。時代に寄り添ったり、寄り添わなかったり、気ままな展開をお楽しみください。
1970年代からきょうまで、神羅万象、老若男女、なんでもかんでも、すべてを描きに描いたイラストレーター日野浦剛(別名ヒノーラ)。描きに描いて疲れたときは、大好きなクルマを描いた。
ハーレーダビッドソンに跨って御用聞きに編集社を回っていた人だから、クルマもやはり迫力のあるやつが好きだ。いまはもう、ほとんど見かけなくなったクルマたち。でも、どこかでまた会ってみたいクルマたち。1回目は、ポルシェとフェラーリですよ。
(キュレーター:佐藤二式)
ポルシェ356であります。もちろんRR。1948年に初めて「ポルシェ」の名をつけてつくられた小型スポーツカーですね。356のOHV(オーバーヘッドバルブ)1086CCのこのエンジンをOHC(オーバーヘッドカム)の90馬力にしてチューンアップして車体を思いっきり軽くした(アルミボディーですけん)レーシングカーが550で、数少ないその550を駆って、かのジェームス・ディーンが事故を起こし、若き命を散らしたのでした。
ポルシェ911カブリオレおぼしき1台。ハリウッドとおぼしき場所。1980年代の空気が漂います。で、助手席にいるのがシンディー・ローパー様、といった図(わかる?)。
あれ、こちらはフェラーリ250GTベルリネッタではありませんか? ン? しかも右ハンドル。そこら辺の事情は詳しくわかりませんが、カッコイイなあ、このクルマ。1959年から1962年までつくられました。耐久レースでめっぽう強かったクルマです。デザインはピニンファリーナでありました。
【プロフィール】
日野浦 剛
1952年生まれ。1975年頃から、フリーのイラストレーターとなる。マガジンハウス、小学館、ソニーレコードなどでイラストを制作。現在、GAZOO.com『よくわかる自動車歴史館』のイラストを担当。連載はすでに100号を超えている。
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