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達人に訊く(33)スマートカーの点検・整備もロータス店で!〔前編〕

2017年12月26日更新

今月の達人
こちや自動車工業・東風谷謙二

なんでも_達人_web

今回で私の担当はラスト。最後は、「HVからPHEV、EVまで、スマートカーの整備はロータス店で」というお話です。

整備もコンピュータ化に対応

いま、クルマの部品の多くがコンピュータ化しています。
それは、HV、PHEV、EVといった次世代に主流になるスマートカーだけに限ったことではありません。かなり前からエンジン車さえもがそうなっています。

そのため、現在、われわれ整備士は機械を調整する技術の高さに加え、電子的な制御に関する道具と知識・技術をもって点検・整備に臨むようになっています。昔は「いい整備士はスパナ一本で勝負する」といったイメージがありましたが、もう、そういう時代ではなくなっているのです。

まずはスキャンツールありき

では、具体的に、いまの時代のいい整備士は、コンピュータ化されたクルマの点検・整備をどのようにして行っているのでしょうか?

写真を見てください。
これはスキャンツールと呼ばれている診断機です。整備士たちは、最初はこれを使ってクルマの電子制御部品のデータを読み取り、その数値が適正か否かをたしかめます。そして、もし適正でないとの結果がでれば、そこから磨いた腕でもって具体的に修理や整備を進めることになるのです。

スキャンツール

つまり、いまのクルマは、まずスキャンツールによる診断ありきということです。これを使いこなせてこそ、腕のいい整備士の条件が整うことになるのです。逆からいえば、このスキャンツールを使えない、あるいはもっていない工場の整備士は、いくら機械をさわる伎倆が高くても、コンピュータ化された多くのクルマの点検・整備、そして修理が十全に行えないということになるのです。

最新のクルマも自信をもって整備

じつをいうと、かつては、多くの自動車メーカーが自社のクルマの電子制御部品をブラックボックス化していました。そのため、専用スキャンツールをもっているメーカー系のディーラーでしか完全に修理・整備できないという流れが形成されるという気配もありました。

しかし、顧客の安心と安全は広く保障されなければなりません。自動車メーカーも基本的にデータの公開を行っていますし、スキャンツールメーカーがあらゆるメーカーの電子制御データが読み取れる汎用型スキャンツールの開発・販売を行い、積極的に情報のリファインを行ってスキャンツールを進化させています。

われわれロータス店もそうした変化をとらえ、コンピュータ化されたエンジン車からEVに至るまでしっかり点検・整備・修理お行えるようになっています。
一般ユーザーの方のなかには、「最新のHVとかEVとかの難しい箇所は、やっぱりメーカー系ディーラーでしかメンテできないんじゃないの?」という声もあると聞きます。しかし、それは大いなる誤解です。むしろ、当社などは、それを「得意にしている」という自負もあります。
そして、ロータス店は、以前からもっているお客さまとの整備力が高い上にリーズナブル」というメーカー系ディーラーにはないプラスαのメリットを享受いただきながら、すべてのメンテナンスがお任せいただけるようになっています。どうか、安心してご入庫ください。
(後編につづく)

お店紹介

こちや自動車工業:東風谷吉信氏が1967年に創業した、福島県白河市にあるロータス店。元来、小型車から大型車までの整備・点検をおこなってきたが、現在はエンジン車だけではなくHV、PHV、PHEV、EVなどの整備・点検にも力を入れている。一級整備士でもある東風谷謙二専務は、全日本ロータス同友会が実施するサービスアドバイザー講座のトレーナーを務めるプロフェッショナルである。

店舗外観A_web店舗外観B_web

住所:福島県白河市萱根西の内53の2
電話:0248(22)1215

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