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関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川)

こんにゃく製造ラインの見学のほか、こんにゃくバイキング(無料!)や手づくりこんにゃく体験が用意されている『こんにゃくパーク』

2017年6月27日更新

和食の具材として親しまれる『こんにゃく』。こんにゃく芋は、6世紀ごろ薬用として朝鮮半島を経て日本に伝わり、整腸効果の高い食材として広まり、鎌倉時代には精進料理などに用いられるようになりました。今日では、和食の伝統的な料理だけでなく、カロリーが低くて食物繊維が豊富なヘルシー食材としていろいろな料理に使われています。

このこんにゃくの材料であるこんにゃく芋の生産は、全国でも群馬県がダントツで、収穫量で9割のシェアを持っています。つまり、群馬県は“こんにゃくの故郷”というわけです。

そこで、ご紹介したい観光施設が『こんにゃくパーク』です。群馬県甘楽郡甘楽町に本社を置く食品加工会社、株式会社ヨコオデイリーフーズが開設・運営する、何とも珍しい「“こんにゃく”を楽しく体感する施設」です。元々は、『こんにゃく博物館』を2011年6月に開設、約3年で40万人を集客。そこで、さらに体験型のプログラムをもった『こんにゃくパーク』を2014年4月にオープンさせ、約約3年で180万人の集客に成功したのでした。

こんにゃくパーク2

さて、その『こんにゃくパーク』、どのような施設なのでしょうか?

『こんにゃくパーク』は、日本の多くの人にこんにゃくの文化とおいしさを伝える施設なので、お子様から若者・大人、お年寄りまで、どんな年代の人でも楽しめる施設になっています。

施設内は、こんにゃく・白滝工場ゾーン、ゼリー工場ゾーン、バイキング・おみやげゾーンの3つのゾーンがつながって出来ています。

こんにゃくパーク白滝工場見学

簡単な受付を済ませた後、順路にそって進むと、まずは『こんにゃく工場見学』ができます。こんにゃく芋・こんにゃく粉から、こんにゃく・白滝を製造するラインと、こんにゃくゼリーを製造するラインが稼働しているところを見ることができます。製造工程について映像でわかりやすく説明してくれますし、こんにゃくの歴史や雑学についてパネル展示がされています。

工場見学の後は、バイキング・おみやげゾーンに向かいます。

おみやげコーナーでは、工場で製造された多種多様なこんにゃく商品(こんにゃくパンやこんにゃくアイスなどまであります!)のほか、工場ならではの「切り落とし商品」などもあります。注目は、毎日行われている『こんにゃく詰め放題』です!「500円(税別)で、ビニール袋にたくさんのこんにゃくを詰め放題!」という企画です。これはもう「お得!」以外の何物でもありませんが、「やぶれたり、こぼれたりしたらアウト!」ですから、ご注意ください。

こんにゃくパーク1

もう一つのバイキングコーナーでは、さまざまなこんにゃく料理が、なんと「無料!」で食べられます。味噌田楽や玉こんにゃく、さしみこんにゃくなどスタンダードなものから、ラーメン風やマカロニ風、カレー味、から揚げ風など、こんにゃく料理がずらり!デザートのこんにゃくゼリーもあります。(提供されるこんにゃく料理のメニューは毎日変わります)

こんにゃくパーク4

こんにゃくパーク3

さらに、『手作りこんにゃく体験キッチン』では、こんにゃくづくりが手軽に楽しめ、自分で作ったこんにゃくはその場で食べることができます。『てづくりこんにゃく体験コース』は所要時間60分で、費用は大人(中学生以上)1,000円、子ども(小学生以上)500円です。完全予約制となっていますので、「手作りしてみたい!」という方は事前予約をお忘れなく!

こんにゃくパーク体験C_

群馬に行くなら『こんにゃくパーク』!あなたがまだ見ぬこんにゃくの世界が体験できます!

詳細情報

名称 こんにゃくパーク
住所 群馬県甘楽郡甘楽町小幡204-1
電話番号 0274-74-3131
開館時間 午前9時~午後6時(最終受付:午後5時) ※メンテナンスのために臨時休業する場合があります。
定休日 年末年始
アクセス 上信越自動車富岡ICから車で約10分、世界遺産『富岡製糸場』から車で約15分、『群馬サファリパーク』から車で約20分、JR新幹線高崎駅下車(東口)~車で約30分、上信電鉄上州福島駅下車~車で約10分、上信電鉄上州富岡駅下車~車で約15分 ※カーナビ設定は「群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1」
駐車場 40台
ホームページ http://konnyaku-park.com/
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